中国版Airbnb(中国系民泊仲介サイト)の登録件数の定点観測結果(7月20現在)。
ざっくり言うと
【サイト別】登録件数 途家が急増
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移を次図に示す。
途家が3か月連続で急増している(次図)。
サイト・地域別に見ると、特に途家の東京での登録件数の増加が著しい(次図)。
【地域別】中国版Airbnb登録件数 東京は大阪の1.4倍
3つのサイトの合計登録数の推移を地域別に見ると、東京(5,460件)は大阪(3,832件)の1.4倍(次図)。
※同じ物件が複数のサイトに重複して登録されている場合があるので、3つのサイトの登録数の合計が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【対Airbnb】中国版Airbnb登録件数 東京も3割突破
本家Airbnbに対する中国版Airbnbの割合は、昨年8月20日以降、約2割で推移していたのだが、5か月連続で増加し33%まで上昇した(次図)。
本家Airbnbの登録件数の伸びが鈍化している一方で、途家の登録件数が増加したことの影響が大きい。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
対Airbnbの割合は、大阪34.0%。先月の大阪に続き東京(33.5%)も3割を突破した(次図)。京都(27.6%)も3割に近づいている。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
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