不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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「物件概要」がオモテ面に配置された珍しいチラシ

解散した製粉事業会社の跡地に建つ大規模マンションのチラシ。

物件概要

【第1期本広告】大手町駅直通10分、駅徒歩5分。総戸数190戸、15階建。販売戸数70戸、2LDK(55.54m2)~4LDK(91.43m2)。販売価格4,580万円~9,860万円。平成30年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年5カ月後)。

  • 8月26日(金)の物件と同じ。

 

新聞半紙大のチラシのオモテ面を見ると、とても珍しいレイアウトであることに気づく。

マンションの外観CGの下に、セミワイドに「物件概要」が配置されているのである。

なぜ、このような変則レイアウトが採用されたのか?

チラシを作成した担当者の心の内に分け入ってみよう。

この物件は、大手町駅直通10分、駅徒歩5分の好立地

コストダウンのために無駄な共用施設を排除し、集会室程度しか設けなかったので、住人のためにはいいのだが、販促する立場からするといかにも地味だ

最近の人は目が肥えているから、普通のチラシではなかなか見てもらえない

チラシは手に取ってもらってナンボ

・・・・・・

・・・・・・ 

なかなか、いいマンションポエムが思い浮かばない

・・・・・・

「物件概要」なんて どうせ誰も読まない飾りなんだし

裏面に押し込めるのではなく

チラシのオモテ面に持ってきてしまえっ 

おっ なんだか斬新な感じがしないか

おっと もう原稿の閉め切り時間だ

まっ いいか

 

と考えたかどうかは分からないが、出来上がったチラシはコレ!

「物件概要」がオモテ面に配置された珍しいチラシ 

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