昨日の続き。
国土交通省が4月10日、「平成20年度マンション総合調査結果」を公表。
本日第2回目は、「トラブルの発生状況」について。
「特にトラブルなし」というマンションは7.1%(H15年度)から22.3%(H20年度)に増加しているものの、依然として約8割のマンションが何らかのトラブルを抱えている。
なかでも、「居住者間のマナーをめぐるトラブル」が63.4%と圧倒的に多い。
以下、「建物の不具合(36.8%)」「費用負担(32.0%)」と続く。
この「居住者間のマナーをめぐるトラブル」は、総戸数が多いほど、つまり大規模マンションになるほど増えているのだが――。
面白いことに、総戸数が150戸を超えると、約8割と頭打ちになっている。
さらに、「居住者間のマナーをめぐるトラブル」の具体的な中身を見ていくと、「違法駐車・違法駐輪(52.7%)」が最も多く、次いで「生活音(37.1%)」「ペット飼育(34.8%)」となっている。
これら「違法駐車・違法駐輪」「生活音」「ペット飼育」は、10年以上上位を占めており、マンションの3大トラブルといわれるゆえんだ。
明日に続く・・・・・・。