不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


マン点コラム

5分で分かるマンション選び、7つのステップ

- マンション選びで、何から手を付けたらいいのか分からない人のために、「5分で分かるマンション選びの7つのステップ」をスライド形式でまとめておいた。 すてっぷ1:教科書を入手する すてっぷ2:個別具体的な疑問を解消する すてっぷ3:物件情報を集…

中古マンションの激安価格はババ抜きゲームの参加費だ

- リクルートの不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)で、「3K/DK/LDK」「500万円未満」を条件に、千葉県の中古マンションを探してみたら、60件見つかった。 一番安いのはKS団地。築42年(1971年竣工)3DK・48.65m2の180万円(バス17分停歩2分)。 二番目に安いの…

「住宅着工統計(平成24年度)」を読み解く

- 国土交通省が4月30日、平成24年度の新設住宅着工戸数を公表。 平成24年度の新設住宅着工戸数は893,002戸。前年度比6.2%増となり,3年連続の増加。 公表された資料は、数値データが中心で認識しにくいので、見える化(グラフ化)してみた。 住宅着工戸数…

首都圏マンション市場動向(2012年のまとめ)

不動産経済研究所が1月21日、「首都圏マンション市場動向−2012年のまとめ−」を発表。 ◎年間供給は2.5%増の4万5,602戸、年後半失速し前年並みの供給に。 ◎平均価格は0.8%下落の4,540万円。契約率76.3%、在庫は5,347戸。 このような見出しとともに、「地区…

この10年の首都圏の超高層マンション供給動向を読み解く

不動産経済研究所が7月26日、「2002年〜2011年の首都圏超高層マンション供給動向」を発表。 10年間の供給合計は9万7,752戸。最多供給は2005年の1万5,390戸に。 総供給戸数(64万5,903戸)に占める超高層マンションは15.1%。 都区部5万8,559戸、都下3,566…

過去10年間の新築マンション市場(首都圏)を見える化

不動産経済研究所が2月23日、「2011年の全国マンション市場動向」を発表。 大見出しは次の3つ。 マンション発売、全国で2.2%増の8.6万戸。2年連続で前年比増加に。 首都・近畿圏の落ち込みを九州・中国がカバー。震災影響で東北3割減。 平均価格は3.1%DO…

首都圏マンション市場動向(2011年のまとめ)

不動産経済研究所が1月19日、「首都圏マンション市場動向−2011年のまとめ−」を発表。 ◎年間供給は0.1%減の4万4,499戸、震災影響あるも前年並みの供給に。千葉は3割減。 ◎平均価格は2.9%ダウンの4,578万円。契約率は横ばいの77.8%、在庫は6,166戸に。 このよ…

メイキング・オブ「マンション・チラシの定点観測」

おかげさまで7周年 (^_^)/ 今週の6月1日(水)で、『マンション・チラシの定点観測』ブログは7周年を迎える。 2004年6月1日に開設して以来、この7年間に「観測」したマンション・チラシの枚数は、3,729枚。 雨の日も風の日も、残業で遅い日も二日酔いの日も…

新築マンション市場右肩下がりの時代、チラシ枚数は増える?

発売戸数とチラシ枚数(首都圏新築マンション)7年近くもマンション・チラシの“定点観測”を続けていると、週末に入ってくるマンション・チラシの枚数が、毎年減少し続けているのを実感する。 都内に住む筆者の家に入ってくるチラシ枚数の激減状況が、必ずし…

縮小を続ける折り込みチラシ市場

7年近くもマンション・チラシの“定点観測”を続けていると、週末に入ってくるマンション・チラシの枚数が、毎年減少し続けているのを実感する。 そもそも折り込みチラシの市場規模って、どれくらいあるのか? 電通が毎年2月に発表している「日本の広告費」を…

この10年の新築マンション市場(首都圏)を見える化してみた

不動産経済研究所が2月22日、「2010年の全国マンション市場動向」を発表。最近の新築マンションの市場動向(首都圏に限らない)を知るための、貴重な情報が満載されているのだが、いかんせん、数値の羅列なので、直観的に理解しづらい。 そこで、首都圏のデ…

首都圏マンション市場動向(2010年のまとめ)

不動産経済研究所が1月19日、「首都圏マンション市場動向−2010年のまとめ−」を発表。 年間供給は22.4%増の4万4,535戸、全エリアで増加。都区部偏りも市況回復。 平均価格は4.0%アップの4,716万円。契約率は78.4%で、在庫は5,600戸に。 このような見出しとと…

2011年、新築マンションは買い時か?

リクルート社のフリーマガジン「SUUMO新築マンション(首都圏版)」の最新号(12月21日号)の表紙の大見出しは「家とお金 2011年大予測」。 ページを繰っていくと「価格安定」という見出しで、次のように記されている。 ■価格・供給量ともに買いやすい状況が…

冷暖房費が最も節約できる「中住戸」

記録的な猛暑が続く日本列島。 マンション棟内で、一番冷暖房費が掛からない住戸の位置はどこか分かりますか? 上下左右の周りをヨソの住戸で囲まれた「中住戸」が熱的に有利。 4面が隣接している中間階の中住戸が最も熱損失が少ない。すなわち断熱性能が高…

マンション広告に見る“販促ワザ”10選

- 売らんがための業者都合の“販促ワザ”。 今年に入って“観測”された主な販促ワザ10選を以下に紹介しよう。1.お得感を演出する販促ワザ 次から次へと棟内に発生する「モデルルーム使用住戸」「契約時まで使用」される棟内モデルルームとは、言い換えると…

「新発売」を謳えるのは自動車1年、化粧品半年

【第1期 先着順】大手町駅直通17分、駅徒歩9分。総戸数34戸、10階建。販売戸数14戸、1LDK+S(61.61m2)〜3LDK+S(103.57m2)。販売価格3,090万円〜6,980万円。平成23年5月下旬竣工(本チラシ掲載日の10カ月後)。 ※7月2日(金)、7月9日(金)の物件と同じ。 幹…

不動産経済研究所の年間供給予測は、2割ほど高め

不動産経済研究所が1月20日、「首都圏マンション市場動向−2009年のまとめ−」を発表。 2009年の首都圏の新規マンション発売戸数は、前年より16.8%減の3万6,376戸だった。前年割れは5年連続。4万戸を割るのは17年ぶり。 ちなみに、1年前(09年1月20日)に発表…

美人になれるマンション

「たけしのニッポンのミカタ!(テレビ東京)」で「美人が日本を救う?」という番組が放映されていた。 低迷する日本経済にあっても、「美人」をキーワードにすれば1兆円以上の経済効果が期待できるという。

マンション・ランキングサイトは、どの程度使えるか?

マンションの場合にもランキングサイトで売れ筋物件や人気物件を知ることができるのか?

恥をかかないための最低限のマンション選び知識

たとえ学校で建築の勉強をした人であっても、必ずしもマンション業界の事情に精通しているわけではない。 また日常生活を送る上で、マンション業界の事情に精通している必要もない。

2008年度マンション白書

100%消費者の立場を堅持して、このブログを開設し、明日(6月1日)で5周年を迎える。 これを記念して、マンションの供給サイドではなく、消費者サイドの視点から「2008年度マンション白書」をまとめてみた。 2008年度マンション白書 (PDF 1.78 MB) 08年はマ…

そして“金利優遇”は謳えなくなった

全国銀行公正取引協議会が2009年4月20日、ホームページで「住宅ローンの表示に係る広告表示例を変更」を発表している。

平成20年度マンション総合調査結果を読む(3)

昨日の続き。国土交通省が4月10日、「平成20年度マンション総合調査結果」を公表。 本日第3回目は、「修繕積立金」について。 計画期間25年以上の長期修繕計画に基づいて修繕積立金の額を設定しているマンションは、19.7%(平成15年度)から36.6%(平成20…

平成20年度マンション総合調査結果を読む(2)

昨日の続き。国土交通省が4月10日、「平成20年度マンション総合調査結果」を公表。 本日第2回目は、「トラブルの発生状況」について。 「特にトラブルなし」というマンションは7.1%(H15年度)から22.3%(H20年度)に増加しているものの、依然として約8…

平成20年度マンション総合調査結果を読む(1)

国土交通省が4月10日、「平成20年度マンション総合調査結果」を公表した。 マンション管理について、基礎的な資料を得ることを目的とし、約5年に1回、「マンションの管理状況」「マンション居住者の管理に対する意識」等を調査するもの。 主な調査結果と…

「期」数は、ババをつかまないための判断指標

2カ月前に竣工した河川沿いに建つ、5棟からなる大規模マンション。 秋葉原駅直通13分、駅徒歩11分。総戸数700戸(A棟161戸、B棟151戸、C棟152棟、D棟153戸、E棟83戸)、17階建。平成21年2月13日竣工済み(本チラシ掲載日の2カ月前)。 【レジデンスステージ…

アウトレットマンションは買いか?(後編)

昨日の続き。 3割引き、4割引きが当たり前のアウトレットマンションだが、用地費、建築資材とも高騰時に供給されたマンションだから、本来は高価格物件だったもの。 販売価格を抑えるために、専有面積が小さくなっていたり、階高が抑えられていたり、目に…

アウトレットマンションは買いか?(前編)

- 最近よく目にするようになった「アウトレットマンション」。 アウトレットと聞くと、有名ブランドの在庫品をメーカーから大量に仕入れ、格安で販売するアウトレットストアを連想しそうだが、似て非なるものだ。 アウトレットマンション=有名ブランドマン…

人気マンションを知る方法(ランキングサイトの活用

マンション選びで難しいのは、売れ筋情報をつかむこと。 人気マンションのランキングサイトは、いくつかあるが、集計方法がマチマチ。 アクセス数や投票数を基準にした客観性が担保された「消費者参加型ランキングサイト」もあれば、集計方法が開示されてい…

新築マンション、今は買い時ではない(後編)

昨日の続き。 【これからマンション選びを始める人は、どうすればいいのか?】 今年の秋口以降に登場してくる「用地費・建設コストともに落ち着いた“新価格”」(不動産経済研究所「2009年首都圏・近畿圏マンション供給市場予測」12月18日公表資料より)の物…

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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