湾岸エリアに建つ大規模マンションの広告。
物件概要
【第1期本広告】東京駅直通4分、駅徒歩4分(A敷地)・6分(B敷地)。総戸数305戸、15階建て(A敷地)+12階建て(B敷地)。販売戸数/90戸、2LDK(64.37m2)~4LDK(91.24m2)。販売価格/4,999万円~10,999万円。平成31年1月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年4カ月後)。
新聞全紙大のチラシのオモテ面に、テレビで報じられた事実が喧伝されている。
今、メディアで注目されています!
- 2017年8月28日/NHK「首都圏ネットワーク」にて「今話題の都心マンション」として紹介されました。
- 2017年8月28日/NHK「おはよう日本」にて「今話題の都心マンション」として紹介されました。
- 2017年7月15日/テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」にて日本初となるマイクロソフトホロレンズを使ったマンション販売について紹介されました。
テレビの影響力がかつてほどではないといえ、テレ朝はともかく、皆さまのNHKで朝・夕2回も取り上げられたので、かなりの宣伝効果があったのではないか?
念のため、「マンションコミュニティ」の本物件掲示板の投稿件数を可視化してみた(次図)。
NHKが放送した当日の投稿数は18件。普段と比べると、たしかに多いが、驚くほど増えているわけではなかった。
ところで、なぜNHKは本物件を取り上げたのだろうか?
販売は今のところ堅調。その需要を支えているのは通勤などに便利な立地の物件を探す共働き世帯。江東区の15階建てのマンションは敷地内に認可保育所を建設し、販売価格も3LDKで6000万円台と周辺より低く設定している。
「今話題の都心マンション」と呼ぶには、これまでの人気物件と比べて、掲示板の投稿件数がとても少ないのだが(次図)。
「マン点流!裏ワザ(口コミを可視化する方法)|スムログ」の図に加筆
まあ、いずれにせよ、NHKやテレビ朝日がどんなに取り上げようとも、マンションの品質とはほとんど関係ない。
ましてや、日本初となる「マイクロソフトホロレンズ」を使ったマンション販売であることと、マンションの品質とは全く関係ないのである。
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(本日、マンション広告1枚)