下記2点について問合せを受けたので、ザックリまとめておいた。
- 素人でもできるマンション選びのコツ
- 筆者が実践したマンション選びのこだわり
1.素人でもできるマンション選びのコツ
「素人でもできるマンション選びのコツ」については、過去に投稿した二つの記事に簡潔にまとめられている。
1-1 新築マンション選び 失敗しない5つのステップ
右も左も分からない方やマンション選びにあまり時間をかけたくない方のために、失敗しないマンション選びの方法を5つのステップに整理。
タイトルは「新築マンション選び」となっているが、中古マンション選びにも共通する点が多い。
1-2 誰も教えてくれなかった!中古マンション購入の注意点
最近浮上している新たな問題として、Airbnb(エアビーアンドビー)と中国人の「爆買い」の問題にも言及。この問題は中古マンションに限らず、新築マンション選びの際にも要留意である。
2.筆者が実践したマンション選びのこだわり
マンション選びは立地がすべてといっても過言ではない。
筆者が自分のマンションを選んだときの場所へのこだわりについて、優先順位の高かった順に紹介しよう。
2-1 花粉症にやさしい地域であること
毎年、花粉症の始まる春先はとても憂鬱だ。そのことを忘れずに、「花粉症にやさしい地域」を選ぼう。山林から飛散してくるスギ花粉が届かないほど遠く、できれば海に近い地域が「花粉症にやさしい地域」である。
自分は花粉症でないから関係ないとは思わないほうがいい。息子の花粉症を笑っていた実父は70歳を超えてから花粉症を発症している。
2-2 平坦な街を選ぶこと
高台にマンションを建てる事業者は、高台であるが故の不便さの裏返しとして、眺望の良さをセールスポイントにしている。見晴らしの良さを追求するのであれば、高層マンションの上層階に住戸を求めるべきだ。高台に建つマンションの眺望の過度な謳い文句に躍らされてはいけない。
年老いて足腰が弱くなったとき、あるいは車椅子のお世話になったときのことを想像すると土地の起伏はとても気になる。環境にやさしい自転車を使えること、年をとって足腰が弱ったときのことなどを考慮し、居住地周辺は平坦地を選ぼう。
若いころ高台に建つマンションに2度住んだ経験を踏まえて、強くそう思う。
2-3 通勤・通学の便の良い駅を選ぶこと
快適なマンションライフを楽しむには、毎日のことなので、通勤・通学のしやすい駅を選ぶのが基本。
通勤・通学のしやすさのチェックポイントは、(1)所要時間、(2)乗り換え頻度、(3)車内の混雑度、(4)終電時刻、(5)トラブル時の代替ルート、などが考えられる。
2-4 駅に近すぎないこと
マンションは駅から徒歩10分程度が理想。駅に近すぎてもいけない。
なぜなら、電車の騒音・振動の問題や、商業施設が近いため、ゴミゴミするからだ。
なお、パンフレットに記載されている、徒歩時間には、坂道の程度や歩道橋の有無、信号の待ち時間が考慮されていないことに要注意。
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