銀座一丁目駅直通8分、駅徒歩12分。総戸数456戸、31階建。平成24年9月下旬竣工済み（本チラシ掲載日の1カ月前）。
- 【第4期2次 予告広告】販売戸数／未定、1R（39.73m2）〜3LDK（93.77m2）。予定販売価格2,500万円台〜7,300万円台、予定最多価格帯3,900万円台（3戸）。
- 【先着順】販売戸数24戸、１R（39.73m2）〜3LDK（117.69m2）。販売価格2,638万円〜9,988万円、最多価格帯3,900万円台（3戸）。
- ※10年10月17日(日)、11年2月10日(木)、12年6月15日(金)・8月17日(金)の物件と同じ。
納品代行物流センター跡地に建つ、超高層マンション。
新聞半紙大のチラシのオモテ面の下半分に、サッカー元日本代表の長身のディフェンダーがスーツ姿で夜景を背景としてスカイラウンジに立っている。
この物件のチラシが“初観測”されてから約2年が経過。
ロスタイム後（竣工後）も長身のディフェンダー氏がチラシに登場している。
芸能人がマンション・チラシに起用された期間は1年以内が多い。
マドンナ10カ月、渡辺健12カ月、パフィー12カ月、三船美佳6カ月。
長身のディフェンダー氏が長期間（約2年間）チラシに登場しているのは、期限を切らずに契約した結果か･･････。
さて、先月竣工したのに、いまだに第4期2次の「予告広告」を出しているこの超高層マンション。
6月15日(金)のブログ記事 「販売戸数」の広告表示ルールは守られているのか？ で、「チラシの販売戸数」と「実際の販売戸数」の乖離があることを指摘しておいた。
その後、改善されたのかどうか、SUUMOのバックナンバーで確認してみた。
結論を言えば、下図のとおり改善されておらず、「第3期3次」「第4期1次」いずれも「チラシの販売戸数」のほうが少ない。
「第4期1次」までの販売履歴を可視化すると次図のように、SUUMOで表示されていた「販売戸数」を超えて、販売されていたことが分かる。
縦軸を「累計戸数」、横軸をSUUMOに「本広告」が掲載された時期として、可視化すると次図のようになる。
で、結局この物件は売れているのか、いないのか。
チラシ裏面の「物件概要」の次の記載がヒント。
※表示されている価格、専有面積、バルコニー面積等の数値は、第4期2次以降の全住戸(30戸)を基礎としています。
未販売30戸と先着順24戸の合計は54戸。
総戸数456戸に対して、12％（＝54戸÷456戸）が未販売・在庫なのだ。
ロスタイムに入って、完売に必要なのはディフェンダーではなくて、フォワードなのかもしれない。
関連記事
Facebook（フェイスブック）にマンション選びのためのコミュニティサイトを開設しています。
マンション選びに関心のある方は、どなたでも大歓迎！
facebook｜マンション選び！
