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住宅保証機構、中古マンション1戸単位の瑕疵保険を開始


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住宅保証機構(株)が6月15日、国土交通省の認可を受け、中古マンション1戸単位で加入できる住宅かし保険の販売を開始。
これまで、「まもりすまい既存住宅保険」では、中古マンション等の住戸単位で保険に加入するためには、共用部分に対する現場検査について、住棟全体を対象に実施しなければならず、現場検査手数料が建物規模によって高額となるため、1戸単位でのお申込みは難しい状況にあった。


対象となるマンション等の要件
建設住宅性能評価の取得等、新築時に検査を受けていることが確認できる以下のいずれかに該当する既存マンション等が対象。

  • 住宅品質確保法に規定する建設住宅性能評価を取得している住宅。
  • 昭和56年6月1日以降に建築確認を受け、検査済証を取得している住宅。
  • 住宅性能保証制度に登録されている住宅。
  • 住宅瑕疵担保責任保険の保険付保住宅。



料金例
中古マンションの専有部分である住戸(72m2)の売買にまもりすまい既存住宅保険[個人売主型]を利用する場合

  • 【改定前】保険料 25,720 円 + 現場検査手数料 320,970円 = 346,690円
  • 【改定後】保険料 25,720 円 + 現場検査手数料 44,970円 = 70,690円

改定前との差額276,000円(346,690円−70,690円)は大きい。


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