不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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コンパクトマンションの行く末

都心の通勤に便利な、小規模なコンパクトマンション(2件)。

  • 【予告広告】大手町駅直通4分、駅徒歩7分。総戸数18戸、10階建。販売戸数/未定、1R(25.34m2)〜1LDK(40.06m2)。予定販売価格2,200万円台〜3,800万円台。平成24年12月下旬竣工(本チラシ掲載日の2カ月後)。


  • 【予告広告】大手町駅直通4分、駅徒歩10分。総戸数34戸、7階建。販売戸数/未定、1R(21.50m2)〜1LDK(40.05m2)。予定販売価格1,900万円台〜3,800万円台。平成24年1月中旬竣工(本チラシ掲載日の3カ月後)。

B4判のチラシのオモテ面の謳い文句。

その時の、あなたにジャストな使い方を。
住む・貸す・自在なコンパクトマンション。

  • シングルライフを都心で謳歌。
  • 賃貸運用で「資産形成」の一つに。
  • セカンドハウスやご子息のお住まいに。

単身・若年層の居住者が多いワンルームマンションの増加は、地域における居住人口の安定や、地域行事への参加率確保が困難で、生活スタイルの違いによる住民トラブル発生のもとになる(東京カンテイ「三大都市圏の2008年投資用ワンルーム市場を調査・分析」08 年10月30日)。
ワンルームマンション建築規制強化にあらがうように、都心に建てられるこの2つの物件。
「シングルライフを都心で謳歌」した後、あるいは「ご子息のお住まい」に使われた後は、賃貸化への道をたどる。


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(本日、マンション広告3枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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