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首都圏白書に見る液状化被害マップ


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国土交通省が6月14日、「平成22年度首都圏整備に関する年次報告(首都圏白書)」を公表。
全129頁からなる本文をひも解くと、「第1章 首都圏をめぐる最近の動向」として、「第1節 首都圏における東日本大震災の被害状況について」記載されている。
首都圏の液状化被害の状況が概観できる図も掲載されていたので、以下に一部文章とともに抜粋しておいた。


液状化が発生した市町村
液状化が発生した市町村(国土交通省国土計画局作成)

液状化による被害は、東京湾岸の埋立地利根川、荒川、霞ヶ浦、北浦などの沿岸といった地盤が軟弱な地域に多くみられた。
東京湾岸の台場地区から千葉市にかけての範囲において、液状化が発生した可能性がある地域の面積は、約40km2に達するとの推計がなされている。



東京湾岸における液状化発生エリア
東京湾岸における液状化発生エリア(国土交通省国土計画局作成)

液状化による被害が大きかった浦安市においては、市域の4分の3が埋立地であり、その埋立地の一部が液状化し、噴砂、浸水及び地盤沈下が起こった。
それに伴い、家屋、電柱等の沈下や傾倒、下水道等の地下構造物の損壊、マンホールの抜上り等が数多く発生した。



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