不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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変動金利ローンを選択というのは誤り!


本日(七夕)、マンション広告なし。

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国土交通省が7月6日、「長期固定ローンの供給支援のあり方に関する検討会報告書」を公表。
この報告書は、(独)住宅金融支援機構の業務・組織に関する意見を幅広く聴取し、今後のあり方に関する論点整理を行うために取りまとめられたもの。
そもそものテーマが「長期固定ローンの供給支援のあり方」という金融サイドの話だから、全30頁からなる報告書本文については、消費者視点からは、興味をそそられそうな内容が見当たらない。
でも、「参考資料」として開示されている玉石混交の発表者のパワーポント資料のほうは、けっこう興味深い内容が記されている。


たとえば、(社)住宅生産団体連合会の16枚からなるパワーポイント。
社団法人にしては、ずいぶんとメリハリの利いた内容となっている。

  • お客様が変動金利ローンを選択というのは誤り!
    • 銀行窓口等での、金利変動リスクに関する説明は必ずしも十分ではない。
      • 数多くのローン申込み関係書類と合わせて、説明が実施されているため、形式的かつ 楽観的な見通しが示されることがある。最終的な判断はお客様ですという対応。

さらに、次のようにかなり具体的に踏み込んだ表現も用いられている。

  • ローン利用者の金銭消費貸借契約に同行した営業担当者が銀行窓口でよく耳にする言葉
    • 日銀の緩和政策もあり、短期プライムレートはこの数年低い水準で安定しています。
    • 景気の先行きから、金利がすぐに上昇するとも言えないのでは。
    • 最終的には、あくまでもお客様のご判断ですが・・・。

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