不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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水曜日にマンション広告を打つ前に

(C)朝日オリコミ


大手町駅直通14分、駅徒歩8分。総戸数25戸、12階建。販売戸数未定、2LDK(63.51m2)〜3LDK(82.43m2)。販売価格未定。平成20年9月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年3カ月後)。

  • 6月16日(土)の物件と同じ。

小規模な外断熱マンション。
水曜日のマンション・チラシはとっても珍しい。
一般的に、金曜日に集中するマンション・チラシを、あえて水曜日に打つ理由はなにか?
(株)朝日オリコミのホームページで公開されている2006年度の首都圏における主要業種の曜日別折り込みチラシの構成比を見ると――。
月〜水曜日の週の前半に集中している業種は、百貨店(75.4%)、ドラッグストア(計73.4%)、塾・予備校(計71.0%)、通信販売(計78.4%)。
ということだから、水曜日にマンションの折り込みチラシを入れると、百貨店、ドラッグストア、塾・予備校、通販といった、ペラペラの薄い広告用紙に対して、目立ちやすいというメメリットがあるのかもしれない。
でも、水曜日に広告を打つようなことで、チャレンジ精神を発揮する前に、外断熱の効果を示す夏・冬の温度グラフのミスプリを修正するほうが先だろう。
「夏温度グラフ」の測定日が「11月9日」、「冬温度グラフ」の測定日が「8月1日」となっているが、夏と冬が逆だ。
前回(6月16日)の広告から修正されていない!
外断熱工法に積極的かつまじめに取り組んでいるデベロッパーなのに、広告に対してチェック機能が働いていないのが残念だ。
「トリプルチェック」で設計・施工を3重にチェックする監理体制を徹底するという言葉の信頼性を疑われかねない。

(本日、マンション1枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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