本日月曜日は、マンション・チラシなし。
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「東南海、南海地震」は、今世紀前半での発生が懸念されている。
中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」が平成14年12月24日に公表した「東南海、南海地震に係る揺れの強さ、津波高の分布及び被害想定の検討状況について」( http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai/7/press_kaiken.pdf )による被害想定は次のとおりだ。
地震の揺れについては、東海から四国の太平洋沿岸を中心に震度5強以上、津波についても、関東から九州にかけての地域で3m以上の津波を想定。地震の揺れや地盤液状化による建物の被害及びこれによる死者は、それぞれ最大で全壊約28万棟、約7,400人。
同報告の(別紙2-1)では、東京湾内の津波高さは、満潮位時で1〜2mとなっている。
1〜2mの津波といわれても、ピンとこない。
そこで、本日紹介するのが、近未来小説「東京大津波 東海・東南海連鎖地震、ついに発生す!」
200X年3月、震度7強を記録した東海・東南海連鎖地震により、大津波が発生。
「荒川周辺でゼロメートル地帯への浸水が始まり、大量の海水が流れ込んでいます。江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区の住民の皆さんは、可及的速やかに退避してください」とのラジオの音声が・・・・・・。
大津波の恐怖がリアルに伝わってくる。
スマトラ沖地震の大津波被害が忘れ去られようとしている今、自己防衛のためにも読んでおきたい1冊。
東京大津波 東海・東南海連鎖地震、ついに発生す! (PHP文庫)
- 作者: 柘植久慶
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/05/03
- メディア: 文庫
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