千代田区は12月12日、「民泊サービスのあり方検討会」で民泊条例案の骨子を提示。
文教地区や小中学校周辺などでは家主や管理者が常駐する場合も週末しか営業を認めない方針。
千代田区も民泊規制、学校周辺や人口集中地域(日経記事)
千代田区は12月12日、「民泊サービスのあり方検討会」で民泊条例案の骨子を提示。
小中学校周辺などでは家主や管理者が常駐する場合も週末しか営業を認めない方針。
東京都千代田区も民泊規制 学校周辺や人口集中地域
東京都千代田区は文教地区や人口密集区域を中心に民泊を制限する条例案を2018年2月開会の区議会に提出する。例えば小中学校周辺などでは家主や管理者が常駐する場合も週末しか営業を認めない方針だ。宿泊室が複数ある場合はそれぞれ内鍵を設けるなどの基準も導入する。今後、区民からの意見募集(パブリックコメント)を経て条例案をまとめる。
官民の関係者を集めた「民泊サービスのあり方検討会」の12日の会合で条例案の骨子を示した。人口の少ない大手町や丸の内、有楽町などのエリアは原則として制限をかけない。神田や麹町など人口が密集する地区でも家主や管理者が常駐する場合は規制の対象外とする。ただ文教地区や学校周辺は平日の民泊を認めない。(以下略)
(日経新聞 12月13日)
念のため、千代田内のAirbnbの登録状況を確認しておこう。
千代田内のAirbnb登録件数、23区では下から6番目
千代田内のAirbnbの登録件数(310件)は、23区では下から6番目、決して多いわけではない(12月1日現在)。
「Airbnb国内登録件数5.5万件(前月比2.5%減)」より
練馬区内のAirbnbの登録件数は増加し続けている(次図)。この1年で232件から310件、率にして34%の増加。
(AirbDatabankデータを元に作成)
民泊条例の制定方針が報道されたのは千代田区が6区目
これまでに東京23区で、民泊条例の制定方針が報道されたのは千代田区が6区目。
- (12月6日)練馬区も民泊規制、住宅地は平日禁止
- (12月4日)文京区も民泊規制、住宅地などは週末のみ
- (11月24日)杉並区も民泊の平日営業規制!条例案骨子
- (11月20日)世田谷区も民泊の平日営業規制!条例案骨子
- (11月15日)パブコメを踏まえた民泊条例「新宿区ルール」骨子