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バルセロナ市、民泊仲介サイト2社にそれぞれ罰金7200万円

バルセロナ市は、観光客受け入れの許可を得ないまま宣伝活動を行ったとして、民泊仲介サイト2社(Airbnb・HomeAway)に、それぞれ7,200万円を課すと発表。

日本では・・・


もくじ

バルセロナ市、民泊仲介サイトAirbnb・HomeAwayに罰金(AFPBB News)

バルセロナ市は、観光客受け入れの許可を得ないまま宣伝活動を行ったとして、民泊仲介サイト2社(Airbnb・HomeAway)に、それぞれ7200万円を課すと発表。

スペイン・バルセロナ市、民泊仲介サービス2社に罰金

スペインのバルセロナ(Barcelona)市は24日、民泊仲介サービスの「エアビーアンドビー(Airbnb)」と「ホームアウェイ(HomeAway)」に対し、観光客受け入れの許可を得ないまま宣伝活動を行ったとして、それぞれ60万ユーロ(約7200万円)の罰金を科すと発表した。
(中略)
観光ブームは長年にわたり成功物語だとみられていたが、騒音と住宅価格の上昇、そして違法な民泊などによる絶え間ない問題から、同市の170万住民の多数は終わりなき訪問客の波と闘う姿勢を示すようになった。
2014年8月、同市の違法民泊所が多いバルセロネータ(Barceloneta)地区を3人のイタリア人観光客が裸で徘徊(はいかい)している写真を新聞が掲載、住民らに衝撃を与えたことで、この問題は一気に注目を集めた。(以下略)

(AFPBB News 11月25日)

 

AFP通信(世界最古の報道機関であるフランスの通信社)の情報源であろうバルセロナ市のプレスリリースで詳細を確認してみた。

Airbnb・HomeAway以外に、9つのサイトにも罰金

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バスセロナ市のプレスリリース(11月24日)によれば、Airbnb・HomeAway以外に、次の9つの民泊仲介サイトに対して、合計で最大3万ユーロ(約360万円)の罰金を課す手続きが進められているという。

  • Housetrip、9 flats、Wimdu、Fotocasa、Onlyapartments、Open House、Tripadvisor、Niumba Rent4days

 

また、市議会の圧力を受け、日本でも馴染みのあるブッキングドットコム(Booking.com)など、次の7つのポータルサイトは無許可の宿泊施設の掲載を止めることとした。

  • booking.com、aparteasy.com、apartamentsbcn.com、apartmentbarcelona.com、insidebarcelona.com、barcelona-home.com、rentalia.com

 

中国版Airbnbに対してはスルー?

バルセロナ市は、中国版Airbnbの主だったサイトである「住百家」「自在客」「途家」には罰金を課さないのか?

バルセロナ市内で「途家」に登録されている物件は167件(11月25日現在)。まだそれほど多くはないので、罰金対象とはなっていないということなのか? あるいは中国企業が相手だと罰金の課しようがないということなのか?

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日本では・・・

日本では、訪日外国人を積極的に受け入れるために、民泊の規制緩和、民泊新法の検討が進められている。

業界のヘンな動きもあり、マンション住人の安全・安心はそっちのけで、「特定簡易宿所」制度が創設されるようなガラパゴスな様相を呈している(マンション住民の安全・安心の危機!「特定簡易宿所」制度が創設される?)。

民泊の規制緩和を進めるのであれば、罰則規定をシッカリと組み込まなければ、民泊新法は機能しないのではないか。

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