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昨日は金曜日だというのに、マンションの折込みチラシはゼロだった。
本日は土曜日で、1枚。
まあ、例年12月は、8月と並んで、マンションチラシが少ない月だ。
それにしても、ここ数年、マンションチラシの枚数が少なくなった。
このブログを始めた2004年頃、毎週末、チラシ枚数が二桁だったのが懐かしい。
実際に、どのていど枚数が減ってきているのか、データを確認しようとして、妙なことに気が付いた。
(株)朝日オリコミのホームページの「出稿統計」に、最近のデータが掲載されていないのだ。
具体的にいうと、「月間レポート」は2012年1月以降、「年間レポート」は2011年以降掲載されていない。
仕方がないので、開示されている範囲のデータを用いてグラフ化したのが次の図。
※首都圏新築マンションの発売戸数は、不動産経済研究所が毎月発表しているデータ。
季節変動があるので分かりにくいが、「発売戸数」のほうは昨年あたりから持ち直しているように見えるが、「チラシ枚数」のほうは年々減少し続けているように見える。
もう少し分かりやすくするために、チラシの枚数を、年ごとに整理したのが次のグラフ。
チラシの枚数が毎年減少し続けていることが明確に分かる。
新築マンションの広告媒体として、チラシよりもネット広告に比重が移り始めているのが、主原因のように思われるのだが、残念ながら、2012年1月以降のデータが開示されていないので、最近の状況を確認することができない。
朝日新聞にとって、折込チラシの出稿統計データは特定機密なのか(笑)
新聞業界にとって、新聞購読料と折り込みチラシの売り上げが主な収入源。
広告媒体としての折込みチラシの枚数の減少は、新聞業界にとっては、死活問題。
台所事情を知られたくないのということなのだろうか・・・・・・。
ちなみに、J-NOA(一般社団法人 日本新聞折込広告業協会)のホームページには、「月間折込広告出稿統計データ」が公開されている。
首都圏の不動産広告の枚数は分かるのだが、マンションチラシの枚数までは分からない。
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