ゴルフ場跡地を活用した新駅周辺開発地に建つ、総戸数1,000戸に迫る超大規模マンション群。
【第3期(D棟・E棟)予告広告】秋葉原駅直通30分(つくばエクスプレス利用)、駅徒歩1分。総戸数977戸(5棟合計)、35階建+18階建+34階建+18階建+32階建。販売戸数未定、2LDK(65.18m2)〜4LDK(132.00m2)。販売価格未定。平成21年3月中旬竣工(本チラシ掲載日の11カ月後)。
- 4月12日(木)の物件と同じ。
8ページからなるタブロイド調のマンション・チラシ。
雨の日も快適なスクールバス。 ○○小学校との間を無料送迎します。
マンション居住者のための専用スクールバスを運行
○○小学校とマンションの間を送り迎えします。
昇降はマンション敷地内のバス停で。
無料スクールバス 「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」から通学校の松葉第一小学校まで無料スクールバスを運行します。
登下校時とも、複数回の運行を実施中です。暑い日も、寒い日も、雨の日も、快適に通学できます。
住民専用リムジンバスは最近よく見かけるが、無料スクールバスを謳うマンション・チラシを「観測」したのは初めてだ。
「goo地図」のルートガイドで、本物件と○○小学校の移動距離・時間を調べると――。
- 徒歩
- 1.467km
- 約19分
- 車
- 1.858km
- 4分
大人の足で19分もかかるし、途中、幹線道路沿いを歩かなければならないことを考えると無料のスクールバスはありがたい。
でも本当に無料なのか?
※バス運行費用は△△株式会社(=本物件のデベロッパー)が負担します。
たしかに、居住者が負担しなくてもよいことになっている。
ずいぶんと太っ腹なデベロッパーだ。
最長平成27年3月期末まで運行いたします。
ただし、運行期間内に新設校が開校した場合は、その時点で運行は停止となります。
※ご利用いただけるのは、当マンション居住者で上記期間内に○○小学校に通学する小学生のうちバス運行会社に利用申込書を提出された方が対象となります。
※運行時間に関しては、係員にお問い合わせください。
「最長平成27年3月期末まで運行いたします」ということだから、これから7年間は通学の足の心配はないだろう。
でも、再来年、小学校に入学する子供は、小学校を卒業する前に、無料スクールバスがなくなってしまうぞ!
総戸数977戸もの超大規模マンションを売り切るために、将来7年間にもわたってスクールバスの運行費用を負担しようという大手デベロッパーの新たな販促ワザ。
(本日、マンション広告3枚)