不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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安心できるマンションの選び方

12月8日(木)の続き。
あまり建築に明るくない、一般の消費者は、どのようにして安心できるマンションを選べばいいのか?
マンションについて自らしっかり勉強して、専門家からつぶさに助言を受けながら、たとえ大手でない、中小の売主の物件であっても、キラリと光る掘り出しものが選べればそれに越したことはない。
でも、時間的な制約の中で、マンションを選ばなければならない現実がある。
手っ取り早く、かつリスクの少ない方法として「寄らば大樹の陰作戦」はどうだろうか―。
建築士による耐震偽造マンションや、ゼネコンの施工不良マンションをつかまされた場合、契約者に対しての責任を負うのは、売主だ。
契約者は、売主に対して瑕疵担保責任(売主の故意・過失がなくても生じる無過失責任)を追及することができる。
「寄らば大樹の陰作戦」では、無過失責任を問える相手が、損害賠償請求に十分に応じられるだけの体力(=資産規模・財務力)をもった企業であることがミソ。
ペイオフ解禁で潰れない(あるいは潰されにくいほど大きな)銀行を選ぶように、マンション購入の際にも、潰れない(あるいは、潰されにくいほど大きな)売主の物件を選ぶのもひとつの方法。
たしかに、大手であっても会社更生法が適用された売主がいくつかある。
でも、大手であるがゆえに、簡単に潰されずに事業を継続している点において、中小の売主よりも倒産リスクが低いといえるのではないだろうか。
「寄らば大樹の陰作戦」は、あくまでもリスクの低い便法に過ぎない。
巨額な簿外債務を抱えて自主廃業した山一証券や牛肉偽装事件で市場から退場した雪印食品の例をみるまでもなく、大手といえども一寸先は闇だ。
マンション選びにも自己責任が求められる時代であることの自覚が必要だ。

(本日、マンション広告なし)

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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