「みなとの空を守る会」は5月31日、港区長選挙(投票日6月7日)の候補者5名に対して実施した「羽田増便にともなう都心低空飛行」に関するアンケート結果を公開した。
下記候補者5名のうち3名(大滝実氏、菊池正彦氏、飯田佳宏氏)は5月27日までにアンケートに回答。武井雅昭氏(現区長)からは28日にアンケート用紙以外での回答。柏井茂達氏(ホリエモン新党)は未回答(アンケート〆切5月26日)。
以下、届け出順。
- 菊地正彦氏(67)無所属、新人、元都議
- 武井雅昭氏(67)無所属、現職、港区長※自民、国民、公明、社民、都民推薦
- 飯田佳宏氏(47)無所属、新人、会社役員
- 大瀧實氏(71)無所属、新人、元区議※共産推薦
- 柏井茂達氏(36)ホリエモン新党、新人、会社員※未回答
アンケート結果は3枚にまとめられており、3枚目の後段に武井雅昭氏(現区長)の回答が記されている(次図)。
↓ アンケート結果の3枚目
アンケート結果をザックリまとめると、3名(大滝実氏、菊池正彦氏、飯田佳宏氏)は、「羽田増便にともなう都心低空飛行」を容認しておらず、区長になったら「国に撤回を求めていく」スタンス。
武井雅昭氏(現区長)は、議会答弁と同様、国に丸投げスタンス。引き続き、区民の安全・安心や生活環境を守る立場から、「騒音対策」「安全対策」「住民説明会等」「飛行経路に係る運用(羽田空港の飛行経路に係る様々な運用を検討)」を国に要請するとしている。
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