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国土交通省が12月27日、「住宅着工統計(平成23年11月分)」を公表。
平成23年11月の住宅着工の動向について次のように記されている。
- 11月の住宅着工戸数は72,635戸(前年同月比0.3%減)、季節調整済年率換算値で84.5万戸(前月比9.1%増)。
- 厳しい雇用・所得環境、景気の先行き感の厳しさ等から、3か月連続で前年同月の水準を下回ったものの、減少幅は縮小してきている。
- 今後の先行きについては、雇用・所得環境等の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況等を引き続き慎重に見極める必要がある。
分譲マンションについては、次のように記されている。
(分譲マンション)
- 前年同月比では2か月連続の増加(前年同月比24.5%増)。
これだけでは、よく分からないので、グラフ化してみた。
分譲マンション着工戸数の推移(三大都市圏別)
特に首都圏では、リーマンショックから回復傾向に向かいつつあったのだが、4月の6,770戸をピークに失速気味。
分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)
首都圏の分譲マンション着工戸数について、都内では1年前の最低水準から回復の兆候が見られていたが、ここにきて大きく失速か。