不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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購入マインド調査結果の三者三様


本日(休刊日)、マンション広告なし。

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震災後、マンション購入マインドはどのように変化したのか?
マンション供給サイドの3社(HomePLAZA・長谷工アーベスト有楽土地)が発表した最近の調査結果をピックアップしてみた。
※この3社を選んだ理由は、たまたま先週の近い時期に発表されたから。他意はない。


HomePLAZA「東日本大震災後の住宅購入に対する意識の変化」
(株)ホームアドバイザーが6月8日に発表した、運営サイト「HomePLAZA(ホームプラザ)」にて実施した「東日本大震災後の住宅購入に対する意識の変化」の調査結果。

住宅購入の面では、消費者マインドは大きく冷え込んだ
アンケート結果では38%の人が購入意欲は低くなったと回答し、なかには明確に「購入の検討を止めた」と回答する人も。
購入意欲低下の一番の理由は、家が災害でなくなる「むなしさ」のようなもので、現実的なところでは、住宅ローン原発の問題を含む住む場所への不安が意見として上げられた。



長谷工アーベスト「顧客マインド調査(5月)」
(株)長谷工アーベストが6月7日に発表した、「顧客マインド調査(5月)」結果から。

2011年5月調査(実施日:5月19日〜5月22日、以下今回調査)では、景気動向・住宅の買い時感・購入検討状況のDIが反転。
東日本大震災から2ヶ月余りが経過し、お客様の購入マインドは改善していることが確認できました。


住宅の買い時感については、現在の『買い易い市場環境(価格・金利水準、住宅購入の優遇政策)』の継続と、ご自身のライフステージの節目(結婚や子供の誕生・成長)などといった従来通りの要因が後押しとなっています。
また今回新たに調査を実施した、日々の暮らしにおける震災の影響については、「全く感じていない」「ほぼ感じていない」という回答が約4割となり、生活に落ち着きが戻りつつある様子が窺えました。



有楽土地「震災後の住宅選びの変化」
有楽土地が6月8日に発表した、30〜40代男女各200名(首都圏に住み、住居購入予定のある既婚者)を対象としたインターネット調査(期間:2011 年5月25日〜26日)結果から。

「震災前と後で、住宅選びのポイントに変化があったか」を聞いたところ、「変化した」(62%)、「変化しない」(38%)となり、半数以上の人が震災前後で意識が変わったと答えています。
さらに、「住居選びのポイント」を震災前と後とで聞いたところ、震災前には回答率が13%だった「高台等、地盤の安全性」が、震災後に約2 倍の25%となり、「住宅選びのポイント」の1 位になっています。
また、「防災面の充実度」も同じく、震災後に約2 倍となりました。



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