(財)東日本不動産流通機構が10月10日に発表した首都圏マンションレポートによれば、9月の首都圏の中古マンションの流通状況は次のとおり。
- 首都圏マンション成約件数は、全体で2,506件、前年比+5.25%と5カ月続けて上昇。
- 成約m2単価では、39.09万円(前年比▲2.57%,前月比▲0.66%)と前月比で5カ月続けて下げた。
首都圏の中古マンション市況の大きな流れを把握しやすいように、同機構がホームページで公表している2002年以降のデータを可視化(グラフ化)してみた(右上図参照)。
成約件数は、短期的には激しく上下しているものの、長期的にはゆっくりと上昇している(青色破線)。
一方、今年の4月まで上昇していたm2当たりのマンション単価は、5月以降、徐々に下降し始めている。
消費者にとっては、好ましいことではないだろうか。
(本日、マンション広告なし)