国土交通省が平成15年6年に実施した「平成15年度マンション総合調査」結果によると、「マンション居住者の永住意識は年々高まっており、現在では約半数の区分所有者が、マンションを終の棲家として考えている」とされていた。
年齢別にみると、30歳代の永住志向は27.0%にとどまるものの、40歳代(32.3%)、50歳代(47.8%)、60歳代(69.9%)と年齢が上がるにつれて高くなる傾向がある。
さて、マンション耐震強度偽造(偽装)問題は、マンションの永住志向にどの程度影響を及ぼしているのか?
当ブログで実施したアンケート調査(12月18日〜12月25日の1週間。回答者数/女性50名、男性92名)では、図のようにほぼ意見が分かれる結果となった。
男性は永住派と非永住派とが拮抗しているのに対して、女性は永住派が56%と過半数をやや上回っている。
今回の調査結果は、国土交通省の調査結果「約半数の区分所有者が、マンションを終の棲家として考えている」と符合しているように思われる。
ということは、マンション耐震強度偽造問題は、マンションの永住志向にあまり影響を及ぼしていないということなのか・・・・・・。
あなたにとって、マンションは終の棲家ですか?
永住派・非永住派のお二人のコメントを以下に紹介しよう。
- Hさん
- マンションで一生を終えるのは奇跡に近いと思います。
- TNさん
- 都会のマンションでひとり暮らしがしたい。
※アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
(本日、マンション広告なし)