不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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駅近で、専有面積が広い割りに安いのは、なぜ?

東西線駅徒歩12分、総戸数101戸、15階建、平成16年3月竣工(3ヶ月前)。専有面積100m2超中心が本物件の売り。

総戸数101戸のうち、14戸(14%)を販売中(=売れ残り)。
専用ホームページで確認すると、週刊ダイヤモンド「首都圏全体2003年」で東京都16位に選出され、住宅評論家某氏より高い評価を受けている旨が掲載されている。
確かにチラシの120m2の間取りにある南面4室というのは、うらやましい限りだ。
でも、チラシを注意深く見ると、マイナス35dBの「高度な防音サッシ」が謳われている。駅近で、専有面積が120m2と広いわりに4,390万円と安いのは、どうも「地上権方式」を採用しているだけが理由ではなさそうだ。
敷地南側が○○線の高架に接している。これなら各フロアにまんべんなく、14戸(14%)もの売れ残りがでているのも理解できる。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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