10物件の写真が併載されたB4判のチラシ。
- マンション購入資金(割引券)
- 総額2億円分プレゼント
- 1等 1,000万円券×2本
- 2等 500万円券×12本
- 3等 300万円券×20本
- 4等 200万円券×30本
- 抽選で 合計64本
「総額2億円分」の「割引券」のバラマキを謳う販促チラシ。
チラシ裏面の「キャンペーン概要」に目を凝らすと次のような条件が記されている。
- ご当選者の方に直接ご連絡し、割引券を進呈致します。
- ○○不動産の指定する対象物件の売買契約を、平成21年3月3日(火)〜平成21年3月15日(日)までにご締結いただくことが条件となります。
つまり、64人の当選者は、年度内にこのデベロッパーが指定する物件を契約しなければならなのだ。
何のことはない、「総額2億円分」の値引きチラシではないか。
4,000万円の住戸の場合、1等1,000万円の割引券が当たれば25%の値引き。
4等200万円の割引券だと5%の値引きに過ぎない。
巷で言われている2割、3割当たり前の値引きと比べれば、たいした値引き率ではないのだ。
「総額2億円分」のキャンペーンを打てば、大幅な値引きを迫られることなく、そこそこの値引きで売れ残り物件をさばけるというデベロッパーの思惑か・・・・・・。
(本日、マンション広告1枚)