不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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超高層マンション ―大胆な実験の世紀

東雲キャナルコート(2007年4月29日撮

日曜日、マンション広告1枚。

  • 4月15日(日)、4月22日(日)の物件と同じ。

銀座一丁目駅直通5分、駅徒歩12分。総戸数440戸、41階建。販売戸数未定、1LDK(54.72m2)〜4LDK(140.97m2)。予定販売価格3,700万円台〜17,000万円台、予定最多価格帯6,000万円台。平成21年1月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年8カ月後)。

湾岸に建つ、周回遅れの大規模超高層マンション。

  • 六本木ヒルズ(約11万m2)や恵比寿ガーデンプレイス(約8.3万m2)を上回る約16.4万m2・6,000戸の大規模面開発〇〇の一画。
  • CODANをはじめとする住宅専用街区として開発され、すでに大型ショッピング施設や各種暮らしの施設が揃う心地よい環境が整備されています。

5棟目の超高層マンションが一列に立ち並ぶ、完成した姿はさぞ壮観なことだろう。
21世紀を「超高層マンション実験の世紀」と語る日建設計名誉顧問 林昌二氏のコラム(日経アーキテクチャ 5月14日号)から、気になる部分を紹介しよう。

(前略)
大規模長周期の地震がこなければよいが、などと密かに心配する小心者もいますが、いっそ早く来てくれれば、耐震免震の結果がはっきりするだろうにと、実証試験を期待するエンジニアもいます。
(中略)
地震が日常化しているこの国土の上に超高層を建てるのは、それだけでも大胆で尊敬に値することですが、さらにその超高層に老人・幼児を含む家族で住むとなると、有史以来人類が経験したことのない大胆な実験に自ら参加しているわけで、その勇気または無謀には頭が下がります。
(後略)

新宿新都心の超高層ビルのひとつである新宿NSビル(高さ109m、地上30階、竣工1982年)の設計を手がけた78歳の老建築家。
22世紀に、超高層とそれを含む都市がどのような姿になっているものか知りたいという。


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