昨日の朝日新聞(夕刊)の見出し。
- 都心の教室 足りない
- マンションラッシュ 小学校直撃
- 先読めぬ中、増築・間借り
都心部で続く超高層マンションの建設ラッシュを受け、周辺地域の小学校では校舎の新・増築が相次いでいるという。
同記事に東京都教育委員会の調査として、公立小学校児童数の大きな増加が見込まれる5つの区(港区・荒川区・江東区・豊島区・中央区)のデータが紹介されていた。
筆者も東京都教育委員会ホームページで公開されている「平成18年度 教育人口等推計(速報値)」から「第3表 公立小学校児童数の地区別推計」を追ってみた。
平成18年度の児童数(実数)に対して、5年後の平成23年度の児童数(推計)の増加率トップ10は、次のとおり。
- 1位:港区(46.8%)
- 2位:荒川区(25.9%)
- 3位:江東区(25.4%)
- 4位:豊島区(21.1%)
- 5位:中央区(21.0%)
- 6位:品川区(13.5%)
- 7位:文京区(10.9%)
- 8位:台東区(9.4%)
- 9位:千代田区(7.0%)
- 10位:世田谷区(4.8%)
増加率が20%を超えている区は、港区・荒川区・江東区・豊島区・中央区の5つ。
大規模マンション建設が地域社会に与える影響は小さくない。