不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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分譲棟と賃貸棟でゼネコンを使い分けるデベロッパー

分譲棟と賃貸棟の敷地境界を示す表示

隣り合った敷地に分譲棟と賃貸棟が建設されている現場を通りかかった。
どちらも14階建て。
分譲棟と賃貸棟の敷地境界を示す表示が珍しいので、思わずデジカメを構えた。
分譲棟は、スーパーゼネコン鹿島建設の施工。一方、賃貸棟は、中小ゼネコンの施工。
なぜ、分譲棟と賃貸棟のゼネコンが異なっているのか?
分譲棟と賃貸棟をひとつのゼネコンが施工するほうが、ムダが少ないし、スケールメリットもあるので経済的にも有利だし―。
14階建て程度のマンションであれば、とくに高い施工技術を要しないので、中小ゼネコンでも十分対応可能だ。
マンションの品質面での良し悪しは、むしろ現場所長の力量に負うところが大きい。
耐震偽装事件以降、マンションの耐震性能に対する消費者の目はかなり厳しい。
スーパーゼネコンであれば、瑕疵担保責任に十分に応じられるだけの体力(=資産規模・財務力)をもっているから消費者は安心。
そんな消費者心理を意識して、デベロッパーは分譲棟と賃貸棟でゼネコンを使い分けているのではないだろうか・・・・・・。


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