不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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納入業者とは資本系列のない保守会社に委託する場合には―

シンドラー社製のエレベーターで男子高校生が挟まれて死亡した。


シンドラーエレベーター社は、スイスに本部を置く、エレベーターでは世界第2位の規模を誇るSchindler Holding AG グループの外資系の会社。
東芝、日立、三菱など、日本の大手エレベーターメーカーの牙城を切り崩すべく、15年前に日本に上陸。
今回事故があった「シティハイツ竹芝」にシンドラーエレベータ社のエレベーターが納入されたのは、1998年4月。
日本エレベーター協会の「事故予防対策委員会」が昨日(6月6日)ホームページに掲載した情報によれば、エレベーターの保守会社は、次のように変遷している。

  • 納入時(1998年度)〜2004 年度:シンドラーエレベータ(株)
  • 2005 年度:(株)日本電力サービス
  • 2006 年度:エス・イー・シーエレベーター(株)

納入時から7年間は、納入会社であるシンドラーエレベーター社が保守を受託していたのに、この2年間に2回も保守会社が変わっている。
2回も保守会社が変わっている理由は、まだ明らかにされていないが―。
一般論としては、維持管理費の低減の観点から、保守会社を変えることはよくやられていることだ。
このときの注意点は、納入業者と保守会社が異なること。
トラブルが発生したときの責任の所在が、機器を納入したメーカー側にあるのか、保守を受託している会社側にあるにあるのか、争点になる場合がある。
機器の性能を維持するだけの必要にして十分な保守がなされていたのか―。
あるいは、機器の性能を維持するだけの必要にして十分な保守費用が見込まれていたのか―。
エレベーターに限らず、維持管理費の低減を強力にすすめて、納入業者とは資本系列のない保守会社に委託する場合には、注意しなければならない。
※被害者の方のご冥福をお祈りいたします。


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