不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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超高層マンションを大きく揺らす可能性のある「長周期地震動」

湾岸の超高層マンション群エリアの外れに建つ、超高層マンション。

【第3期 予告広告】渋谷駅直通23分、駅徒歩7分。総戸数585戸、43階建。販売戸数戸/未定、3LDK(55.37m2)〜4LDK(86.48m2)。予定販売価格3,658万円〜6,208万円、予定最多価格帯4,900万円台(23戸)。平成26年1月中旬竣工(本チラシ掲載日の8カ月後)。

  • ※2012年6月16日(土)・7月15日(日)・8月18日(土)・11月10日(土)・11月24日(土)、2013年1月25日(金)の物件と同じ。

新聞全紙大のチラシのオモテ面に、ジャックと豆の木的な太いツルが空に向かって伸びている。途中途中の葉っぱの上で散策する老若男女のシルエット。
マンションの検討している人にとって、何ら有用な情報をもたらさないイメージ広告だ。

そういえば、当初喧伝していた28階にある3層吹き抜けのドックランの情報は、もはやチラシのどこにも見当たらない。
高層の貴重な居住空間をつぶしてまで、お犬様のスペース(ドックラン)を確保する販促ワザに、消費者の反感を買ってしまったか・・・・・・。


さて、総戸数585戸、43階建ての大規模な超高層マンション。
超高層マンションといえども、低層階・中層階の住戸は、眺望的に恵まれていないので、資産価値は高くない。
資産価値が高くないのに、高層階住戸と同様のデメリットがついてまわる。超高層マンションであるがゆえの、大震災時の機能不全リスクやスラム化リスクだ。
そのうえ最近では、震源から遠く離れた場所でも超高層マンションを大きく揺らす可能性がある「長周期地震動」の問題が加わった。


地震調査研究推進本部(文部科学省)が次の長周期地震動予測地図を公表しているので参照されたし。

  • 南海地震(昭和型)の長周期地震動予測について(2012年試作版)平成24年1月13日
  • 想定東海地震、東南海地震、宮城県沖地震の長周期地震動予測について (2009年試作版)平成21年9月17日

長周期地震動予測地図(地震調査研究推進本部)


また、気象庁は2013年3月28日から、長周期地震動の観測情報をホームページで試験的に発表している。
兵庫県・淡路島で2013年4月13日に起きた震度6弱の地震では、「長周期地震動 階級2」が初めて観測された。
ちなみに、「長周期地震動 階級2」とは、「室内で大きな揺れを感じ、物につかまりたいと感じる。物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる」レベル。
長周期地震動に関する観測情報(試行)(気象庁)


(パークタワー東雲)

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