マンション建設反対運動、住民勝訴の判決は少ない

周辺住民の立場から判決の勝ち負けを見てみると、眺望や日照、景観など全21件のうち、建築工事の差止めに至ったのはたったの1件、慰謝料請求の一部を認めたのが1件、損害賠償を命じたのが1件、周辺住民の訴えの一部を容認したのが5件、残りの13件はすべて棄却されている。住民にとっては分が悪い結果となっている。