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羽田新ルート|2020都知事選の結果を可視化(豊島区)

2020年7月の都知事選挙は小池氏の圧勝だった。

羽田新ルートは豊島区民の投票率にどの程度影響を与えたのか。豊島区選挙管理委員会事務局から入手した投票所別の投票率などのデータを可視化分析してみた。

※他区の分析結果:新宿品川目黒大田渋谷中野板橋練馬


もくじ

豊島区選管から入手した2020都知事選挙データ
豊島区選管から入手した2020都知事選挙データ(PDF:267KB

※2016年のデータは、豊島区HP「選挙の記録」に公開されている「平成28年7月31日執行 東京都知事選挙」を利用した。

羽田新ルート通過、5地域に及ぶ

筆者の独自調査によれば、豊島区民の15%(4万人)が騒音の影響を受ける。羽田新ルートが通過する地域は、5地域に及ぶ(次図)。

羽田新ルートの影響を受ける町丁目マップ(豊島区)
拡大図(PDF:280KB)

  • C滑走路到着ルート(好天時)
    南長崎3丁目、長崎3丁目、長崎4丁目、千早3丁目、千早4丁

町丁目別の投票率ランキング(20年)

投票所ごとのデータを町丁目ごとに集計し、20年都知事選挙の投票率を算出した。
全83町丁目の投票率ランキングのうち上位10と下位10を下記に示す。

※豊島区の20年都知事選挙の平均投票率は54.82%。

  • 1位:雑司が谷1丁目(61.79%)
  • 1位:雑司が谷2丁目(61.79%)
  • 3位:駒込4丁目(59.59%)
  • 3位:駒込5丁目(59.59%)
  • 5位:巣鴨5丁目(59.45%)
  • 6位:高田1丁目(59.27%)
  • 6位:高田2丁目(59.27%)
  • 8位:巣鴨4丁目(58.64%)
  • 9位:駒込1丁目(58.49%)
  • 9位:駒込2丁目(58.49%)

  • 省略(11位から73位)

  • 74位:池袋本町1丁目(50.26%)
  • 74位:池袋本町2丁目(50.26%)
  • 76位:上池袋1丁目(49.88%)
  • 76位:北大塚3丁目(49.88%)
  • 78位:東池袋2丁目(49.77%)
  • 79位:上池袋2丁目(48.14%)
  • 79位:池袋2丁目(47.14%)
  • 79位:池袋3丁目(47.14%)
  • 82位:池袋1丁目(45.94%)
  • 82位:池袋4丁目(45.94%)

【注記】

  • 投票所ごとのデータを町丁目ごとに集計する際に、複数の町丁目にまたがって投票所が設定されている場合には、複数の投票所の当日有権者数と投票者数を合わせて、投票率を算出した。
    たとえば、A1丁目のうち、1~8番地の住民の投票所がa小学校、9~49番地の住民の投票所がa幼稚園だった場合、A1丁目の投票率としては、2か所の投票所の当日有権者数と投票者数を合わせて、投票率を算出した。

投票率の分布図

20年:南部と北西部の投票率が高い

20年都知事選挙につき、豊島区に係る町丁目別の投票率データを地図に落としたのが次図。

豊島区の南部(雑司が谷、高田)と北西部(巣鴨、駒込)の投票率が高い。羽田新ルートの影響は特に見られない。

都知事選の投票率(20年)

  • 1位:雑司が谷1丁目(61.79%)
  • 1位:雑司が谷2丁目(61.79%)
  • 3位:駒込4丁目(59.59%)
  • 3位:駒込5丁目(59.59%)
  • 5位:巣鴨5丁目(59.45%)
  • 6位:高田1丁目(59.27%)
  • 6位:高田2丁目(59.27%)
  • 8位:巣鴨4丁目(58.64%)
  • 9位:駒込1丁目(58.49%)
  • 9位:駒込2丁目(58.49%)
16年:南部と北西部の投票率が高い

前回(16年)の豊島区に係る町丁目別の投票率データを地図に落としたのが次図。

前回(16年)も今回(20年)と同様に、豊島区の南部(雑司が谷、高田)と北西部(巣鴨、駒込)の投票率が高かった。

都知事選の投票率(16年)

  • 1位:駒込4丁目(66.11%)
  • 1位:駒込5丁目(66.11%)
  • 3位:巣鴨5丁目(65.59%)
  • 4位:雑司が谷1丁目(64.64%)
  • 4位:雑司が谷2丁目(64.64%)
  • 6位:巣鴨4丁目(64.44%)
  • 7位:高田1丁目(64.28%)
  • 7位:高田2丁目(64.28%)
  • 9位:駒込1丁目(64.00%)
  • 9位:駒込2丁目(64.00%)
町丁目別の投票率の変化(20年-16年):東池袋1丁目以外は、投票率は低下

さらに、投票率の変化(前回16年との差)を地図に落としたのが次図。

東池袋1丁目以外は、今回(20年)は前回(16年)よりも投票率が低下している。

羽田新ルートの影響は特に見られない。

都知事選の投票率(20年-16年)

  • 72位:駒込3丁目(-6.06%)
  • 72位:駒込6丁目(-6.06%)
  • 72位:駒込7丁目(-6.06%)
  • 75位:巣鴨5丁目(-6.14%)
  • 75位:雑司が谷3丁目(-6.14%)
  • 75位:南池袋1丁目(-6.14%)
  • 75位:南池袋3丁目(-6.14%)
  • 79位:駒込4丁目(-6.52%)
  • 79位:駒込5丁目(-6.52%)
  • 81位:上池袋2丁目(-6.99%)
  • 82位:南池袋2丁目(-8.35%)
  • 82位:南池袋4丁目(-8.35%)

まとめ

投票率の地域分布からは、羽田新ルートの影響は特に見られない。

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