SUUMO新築マンション 首都圏版(12月12日号)の「不動産会社ガイド2018年保存版」に住友不動産の広告が掲載されていなかった(SUUMO「不動産会社ガイド」の謎…)。
その原因を深掘りした記事「SUUMOから住友不動産の広告が消えた!?」を書いたところ、読者からいろいろなコメントを頂戴した。
読者からのコメント
特に筆者の興味をひいたのは次の二人のコメント。
- 紙だけでなく、ネットのスーモでも住友不動産物件の掲載順位が低下しています。(S氏)
- 単純に、広告なしでも独自集客で売れる自信があるからでしょう。(M氏)
SUUMOサイトのほうでも住友不動産の広告は減っているのか?
SUUMOサイトの住友不動産の広告は他社を圧倒!
SUUMOサイトに掲載されている住友不動産の物件数を調べてみた。
具体的には、SUUMOサイトの「不動産会社ガイド・関東版」にアクセスし、フリーペーパーSUUMO「不動産会社ガイド」に掲載されたページ数が多い上位20社と住友不動産を対象に、1都3県の新築マンションの物件数を比べてみたのである。
調査結果は次図のとおり、住友不動産の物件数が他社を圧倒していることが確認できた。
※長谷工グループの物件数が多いのは、売主としてだけではなく、施工者としても計上されているため。
「独自集客自信説」より「広告掲載方針見直し説」が有力!?
上記調査結果により、住友不動産はSUUMOサイトのほうの広告は特に減らしていないといってもいいだろう。
M氏コメントの独自集客自信説(広告なしでも独自集客で売れる自信があるから)では、住友不動産がフリーペーパーSUUMOへの広告を大幅に減らした原因は説明できても、SUUMOサイトへの掲載を減らしていないことの説明はできない。
やはり、前回のブログに書いたように、広告掲載方針見直し説が有力なのではないだろうか。すなわち、11月7日号以降のSUUMOへの広告掲載を中断し、フリーペーパーSUUMOという紙媒体の広告効果測定をしているという説である。
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(本日、マンション広告1枚)