人事院は9月28日、「平成28年民間企業の勤務条件制度等調査結果」を公表。
「休暇制度」だけでなく「社宅の状況等」の調査データも掲載されている。
東京23区の世帯用社宅の月額使用料データが掲載されていたので、可視化してみた(次図)。
自社保有か借り上げかに関わらず、総じて「転勤あり」のほうが「転勤なし」よりも月額使用料が安い。社命により転勤先への異動を強いられるのだから、「転勤あり」のほうが安いのは納得できる。
自社保有の場合は、「80m2以上」「転勤なし」でも月額4万円を下回っている。それに対して借り上げだと、「80m2以上」で「転勤あり」は月額4万円を下回るが、「転勤なし」だと8万7千円に跳ね上がる。
ただ、それでも個人で賃貸マンションを借りるよりはかなり安い。
LIFULL HOME'Sで、賃貸マンションを調べると、50~60m2でも23区の平均で月額約14万円。80~90m2だと18万円を超える(次図)。
フリーランスは辛い……。