抽選倍率3倍の東京都インフラ施設モニターツアー(川と海のインフラ巡り)に当選。
昨日参加してきたので、ご紹介。
- 昼飯付きで1500円!東京都インフラ施設モニターツアー
- 抽選倍率3倍に当選!
- 都所有の視察船「新東京丸」で東京港内クルージング
- 都職員共済組合が所有する「ホテルアジュール竹芝」で昼食
- はとバスで移動(竹芝⇒杉並区)
- 「巨大トンネル」環状七号線地下調節池の見学
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昼飯付きで1500円!東京都インフラ施設モニターツアー
東京都は10月24日、インフラ施設を巡るモニターツアーの参加者を募集すると発表。「川と海のインフラ巡り」と「水と風のインフラ巡り」の2コース(各コース2回開催)。
モニターツアーの目的は、「新たな東京観光の周遊ルートの具現化」と「都民のインフラ施設の役割への理解を深めること」とされている。
インフラ施設を巡るモニターツアーの参加者募集
東京都では、東京都などが所有するインフラ施設を観光資源として着目し、新たな東京観光の周遊ルートの具現化を図るとともに、併せて、都民の方にインフラ施設の役割への理解を深めて頂くことを目的とした、「インフラツーリズム推進プロジェクト」を実施しております。このたび、その取組の一つとして、都内のインフラ施設を巡る、モニターツアーの参加者を募集します。【コース1】川と海のインフラ巡り~「新東京丸」東京港乗船体験と「巨大トンネル」環状七号線地下調節池
- 募集人数:各回20名(計40名)
- 実施日時:平成29年11月27日(月曜日)、12月8日(金曜日)各9時30分~16時00分
- コース概要:(集合)竹芝小型船ターミナル→「新東京丸」東京港乗船体験→環状七号線地下調節池→(解散)新宿駅・スバルビル周辺
【コース2】水と風のインフラ巡り~東京の治水と利水の仕組みと風力発電
(※以下略)
アンケート回答義務が課せられていたが、昼飯付きで1人1,500円と格安だったので、コース1(11月27日実施)に申し込んでみた。
抽選倍率3倍に当選!
ツアー実施の10日前(11月17日金曜)の21時に当選メールが送られてきた。「チョット連絡が遅くないか!」とパソコン画面に向かって文句を言いつつも、頬が緩む。
あとで聞くと、定員20名に対して、抽選倍率3倍だったとのこと。ただ、2名のキャンセルがあり、当日は18名の参加となった。
まだ実施されていないツアーに「キャンセル待ち希望」メールを出せば、参加できるか……。
都所有の視察船「新東京丸」で東京港内クルージング
9時30分という中途半端な集合時刻だったので、通勤ラッシュに揉まれて、ゆりかもめ竹芝駅に到着。徒歩10分で竹芝小型船発着所に。
快晴。9時45分に東京都所有の視察船「新東京丸」が着岸。9時55分出航。
(視察船「新東京丸」)
「新東京丸」は築造60年(昭和58年3月25日完成)。老朽化した同船の後継船として、都が20億円をかけて豪華クルーザーをイタリアの造船会社に発注済みであることが問題になったのが今年の5月のことであった。
船内1階に案内され、会議用の立派な背もたれ付きの椅子に着席。ガイドのおじさんの説明を聞きながら景色を楽しむ。
(「新東京丸」船内1階)
30分ほどして、さらに景色の良い2階の船室に移動。
今回の参加者が18名と少なかったので、2階の船室に収まった。少し古いが立派なソファに腰を沈める。
歴代都知事は2階の船室で、外国からの要人らを案内したのだろうか。
(「新東京丸」船内2階)
(コンテナふ頭)
(東京ゲートブリッジ)
日の出ふ頭、芝浦ふ頭、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジなどを経由し、東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー会場となる海の森などを見ながら、1時間15分ほど東京港内を廻る。
竹芝小型船発着所に11時10分着岸。
※視察船「新東京丸」は、事前に予約すれば誰でも(15歳以上)無料で利用できる。ただし、平日のみの運航。午前と午後の2回。
都職員共済組合が所有する「ホテルアジュール竹芝」で昼食
はとバスに乗り込んで、すぐ近くにある「ホテルアジュール竹芝」に移動。最上階(21階)にあるイタリアレストラン「リストランテ ポルトファーロ」で昼食。
(イタリアレストラン「リストランテ ポルトファーロ」)
レストランの入り口に掲げてあるメニューを見ると、どうやら我々が食したのは「本日のランチコース」(2,200円)だったようだ。
- 前菜盛り合わせ
- ゴボウのスープ
- メイン(国産豚ロースの低温ローストカポナータ添えキノコとバルサミコのソース)
- デザート
- コーヒー
参加費1,500円で、2,200円の昼食。差額の700円分(血税)は、しっかりアンケートに答えたので許してね。
ちなみに、ホテルアジュール竹芝は、東京都職員共済組合の施設。組合員と準組合員は、食事料金は20%割引。
はとバスで移動(竹芝⇒杉並区)
はとバスに乗って、杉並区にある「神田川・環状七号線地下調節池善福寺川取水施設」(Google マップ)に向かう(移動約1時間)。
途中、新国立競技場建設現場を車窓から眺める。
(はとバス車内)
「巨大トンネル」環状七号線地下調節池の見学
事務所(善福寺川事業センター)の1階会議室で、ビデオを交えて、「神田川・環状環状七号線地下調節池」のプレゼンを受ける(約30分)。
(事務所の会議室、プレゼン風景)
職員が模型を使って、調節池の仕組みをプレゼン。
(模型を使った調節池のプレゼン)
職員が、善福寺川取水施設の中央監視操作盤の内容を説明。
(善福寺川取水施設の中央監視操作盤)
エレベーターで地下43mに降りて、環状七号線地下調節池(内径12.5m)の巨大トンネルを見学(約40分)。
光源は二人の職員が携帯する高輝度な懐中電灯のみ(写真が明るいのはカメラのフラッシュの影響)。「消灯イベント」では完全な闇に包まれ、自分の指先さえ見えなかった。
(内径12.5mの巨大トンネル)
調節池の見学を終え、はとバスに乗って新宿駅まで移動。降車時にアンケートを手渡してツアー終了(16時に解散)。
コスパの高い、大変貴重な経験ができた。参加者の皆さん、ツアー主催者の皆さん、お疲れ様でした。
(今回のツアーで配布されたパンフ)