新年明けましておめでとうございます。
民泊から羽田新ルート
録画しておいた紅白。演歌をスキップしながら早送りで視聴するのが元旦のルーティン。あと、初日の出を拝んでくることと、コンビニで全国紙と東京新聞を買ってくるのも元旦のルーティン。
このブログを書き始めてから15年が経過。一体いつまで続けられるのだろうか。ブログのタイトルであるマンションチラシは、ほぼ絶滅状態。
マンションチラシに係る記事から不動産全般にテーマを広げて、駄文を重ねてきたのだが、いつの間にか「民泊」記事が増え、いまや「羽田新ルート」記事で溢れかえっている(次図)。
もはや「不動産ブログメディア」とは呼べないのか
いや、そんなことはない。ツイッターのプロフィールにも記しているように「住環境の話題を中心に、マスメディアが報じない情報を発信」するという軸はブレていないつもりだ。
15年から18年にかけて盛んに「民泊」を追いかけていたのは、違法民泊がマンション環境に大きな影響をもたらす懸念があったからだ。旅館・ホテル業界と不動産業界を巻き込んで民泊新法(住宅宿泊事業法)が成立。同法が18年6月15日に施行されて以降、民泊関連記事は減った。ただ、毎月、合法民泊と中国系民泊の定点観測記事は細々と続けている。
民泊記事の減少を補う代わり、というわけではないが、たまたまタイミングよく羽田新ルートに問題意識を持つようになったのが18年の8月。ブロブの読者から羽田新ルートの不動産価値への影響を懸念する声が届き、羽田新ルート問題を調べ始めたのである。そして最初に投稿した記念すべき記事が「羽田空港の機能強化 新飛行ルートによる不動産価値への影響は?」(16年8月12日投稿)。
今年のテーマは…
さて、この羽田新ルート。今月29日から実機による試験飛行が、3月29日の夏ダイヤから本格運用が始まる。今年は、反対を叫ぶだけの運動から法廷闘争へとシフトしていくことが予想される。当面は羽田新ルート問題を追い続けることになりそうだが、新たなテーマも出てきそうだ。
今後新たに追いかけていく可能性のあるテーマは、大規模災害(首都直下地震・南海トラフ地震)、空き家問題(スラム化、孤独死)、アスベスト問題(リニューアル、建て替え)、・・・。
ここまで書いて一旦筆をおき、防寒着を着てチャリンコにまたがり、汗をかきかき、6時50分の初日の出を見に出かけたのだが、あいにく雲がかかっていて拝めなかっった。
帰りにコンビニで、全国3紙(読売・毎日・日経)と東京新聞を買う(写真)。
(各紙とも1面はゴーン被告レバノン逃亡)
家族の幸せ(もちろん読者の幸せも!)と世界の平和を祈りつつ、これからお雑煮……。
本年もよろしくお願いします。