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首都圏新築分譲マンション市場動向(25年6月)|23区発売単価、高値水準を維持

不動産経済研究所は7月17日、6月の「首都圏新築分譲マンション市場動向」を発表。

  • 発売は1.3%減の1,641戸と2カ月連続の減少。千葉県が56.7%減。
  • 平均価格9,165万円、㎡単価136.4万円。ともに二ケタのアップ
  • 初月契約率は61.0%。在庫は6,026戸と3月以来の6,000戸台に。

これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

首都圏全体(発売戸数・発売単価・販売在庫の推移)

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移を下図に示す。

  • 発売戸数
    上下動が激しい。
  • 発売単価
    上下動が激しいが、高値水準を維持している。
    25年6月は136.4万円。
  • 販売在庫数
    減少傾向から増加に転じた

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売戸数の前年同月比の推移を可視化したのが次図。

新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと大きくリバウンド。25年6月は▲1.3%減。

発売戸数(前年同月比)の推移(首都圏)

1都3県 ※23区に着目

発売戸数の推移

23区に着目すると6月の発売戸数605戸は、前年同月比で1.9%増(次図)。

発売戸数の推移(1都3県)

m2単価の推移

23区の発売単価は、上下動が激しいが、高値水準を維持している。25年6月は205.6万円。

※23年3月は都心大型・高額物件の発売の影響で284.0万円!

発売単価の推移(1都3県)

23区

価格帯別の発売戸数割合の推移

23区の発売戸数の割合は、価格帯が2極化している(6千万円台と1億円台)。

新築マンション価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

※「1億円台」を10分割(1千万円刻み)にすれば山は低くなるが、その点は突っ込まないでほしい。不動産経済研究所が発表している「1億円台」の内訳がないので、やむなし。

億ションの発売戸数・率の推移

億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、20年以降さらに増加する傾向にあり、たびたび20%を超えている。25年6月は55.0%(次図)。

新築億ション発売戸数・率の推移(23区)

まとめ

  • 首都圏
    • 発売戸数
      新型コロナ感染拡大の影響で、20年5月に▲82.2%(前年同月比)まで大幅に減少したあと大きくリバウンド。25年6月は▲1.3%減。
    • 発売単価
      23年に入って上昇傾向が加速している。25年6月は136.4万円。
    • 販売在庫数
      減少傾向から増加に転じた。
  • 23区
    • 発売単価
      23年に入ってから上昇傾向が加速している。25年6月は205.6万円。
    • 発売戸数の割合

      23区の発売戸数の割合は、価格帯が2極化している(6千万円台と1億円台)。

    • 億ション
      億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、20年以降さらに増加する傾向にあり、たびたび20%を超えている。25年6月は55.0%。

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