24年第4回定例会本会議(11-12月)の代表・一般質問において、羽田新ルート問題はどのくらい取り上げられたのか?
これまでブログ記事に投稿してきた都議会・各区議会の質疑応答をもとに整理しておいた。
※羽田新ルートが通過する13区の区議会と都議会を対象とした。
羽田新ルートの質疑があった2区議会
※以下、敬称略
港区議会(自民1)
- 結城(自民):(議員時代の発言)現在の固定化回避を求める姿勢と矛盾?
- 区長:飛行経路を固定化すべきではないということを一貫して主張
⇒詳しくは、港区議会「24年第4回定例会」質疑応答
品川区議会(共産1)
- 石田:従来ルートで1時間あたり90回以上の離着陸がされており、羽田新ルートの必要はなくなった
- 部長:従来ルートで常時達成可能な離着陸回数は1時間あたり82回
⇒詳しくは、品川区議会「24年第4回定例会」質疑応答
羽田新ルートの質疑が無かった都議会と11区議会
羽田新ルートが通過するのに、本会議の代表質問・一般質問で羽田新ルートの問題が取り上げられていなかったのは都議会と11の区(新宿、江東、目黒、大田、渋谷、中野、豊島、北、板橋、練馬、江戸川)。
都議と11の区議さん仕事してますか?
「委員会で議論しているよ」と反論が聞こえてきそうだが、委員会の議論など区民には届かない。
※詳しくは、「羽田新ルート|一般質問以外の舞台での議論は存在していないも同じ」参照。
羽田新ルートを取り上げた議員数の推移(19年~)
23区のうち羽田新ルートが通過するのは13の区。この13区につき、19年第1回定例会以降の本会議代表・一般質問で羽田新ルートを取り上げた人数の内訳を次表に示す。
渋谷・港・品川区議会の人数の多さが際立つ。
一方、羽田新ルートを推進している小池都知事のチルドレンである都民ファースト議員に支配されている都議会はヒドイ。少なくとも羽田新ルート下の住民の代表とはいえない。
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