国土交通省は10月31日、「住宅着工統計(令和6年9月分)」を公表。
ざっくり言うと
24年9月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数:68,548戸
(前年同月比0.6%減、5か月連続の減少)
- 分譲住宅:17,921戸
(前年同月比7.0%減、5か月連続の減少)
- マンション:7,651戸
(6.1%減、2か月連続の減少)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲6.1%減
9月は前年同月比▲6.1%減。
「2か月連続の減少」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比24.1%増
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比24.1%増。
【都内の分譲マンション】前年同月比13.3%増
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比13.3%増。
各9月の変化を可視化したのが次のグラフ。
1,602戸(前年同月比13.3%増)。2か月連続1千600戸を下回った。
あわせて読みたい