国土交通省は9月30日、「住宅着工統計（令和6年8月分）」を公表。
ざっくり言うと
24年8月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数：66,819 戸
（前年同月比5.1%減、4か月連続の減少）
- 分譲住宅：17,240戸
（前年同月比12.0%減、4か月連続の減少）
- マンション：7,501戸
（5.0％減、先月の増加から再びの減少）
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比▲5.0%減
8月は前年同月比▲5.0%減。
「先月の増加から再びの減少」であることが確認できる（次図）。
【首都圏分譲マンション】前年同月比▲20.8%減
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比▲20.8%減。
【都内の分譲マンション】前年同月比▲34.3%減
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比▲34.3%減。
各8月の変化を可視化したのが次のグラフ。
1,574戸（前年同月比▲34.3%減）。1千600戸を下回ったのは、リーマンショック翌年の09年8月以来。
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