国土交通省は8月30日、「住宅着工統計(令和6年7月分)」を公表。
ざっくり言うと
24年7月の住宅着工動向について、次のように記されている。
新設住宅着工戸数:68,014戸
(前年同月比0.2%減、3か月連続の減少)
- 分譲住宅:16,164戸
(前年同月比4.8%減、3か月連続の減少)
- マンション:6,070戸
(4.7%増、先月の減少から再びの増加)
これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう
【全国分譲マンション】前年同月比4.7%増
7月は前年同月比4.7%増。
「先月の減少から再びの増加」であることが確認できる(次図)。
【首都圏分譲マンション】前年同月比30.1%増
三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
首都圏では、前年同月比30.1%増。
【都内の分譲マンション】前年同月比19.3%増
1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。
上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。
都内の着工戸数は前年同月比19.3%増。
各7月の変化を可視化したのが次のグラフ。
2,249戸(前年同月比19.3%増)。2千戸を上回った。
あわせて読みたい