公益社団法人東京青年会議所品川区委員会の主催で11月30日夜、オンラインによる「品川区長選挙【再選挙】公開討論会」が開催された。
品川区長選挙【再選挙】公開討論会（概要）
公益社団法人東京青年会議所の主催で11月30日夜、オンラインによる「品川区長選挙 再選挙 公開討論会」が開催された。
討論会は約90分（20:30～22:00）。ニコニコ動画で生配信された動画は、録画で視聴することができる（次図）。
候補者6人の政策については、政策比較表として閲覧できる。
討論会90分の構成は以下の通りだった。
- 学生からの質問「推し活」を絡めて自己紹介＠1分以内
- 学生からの質問に対する回答
給食費無償化＠2分以内
空き家（予備軍）対策＠2分以内
アリーナ建設＠2分以内
パートナーシップ制度＠90秒以内
帰宅困難者対策＠90秒以内
デジタル化＠60秒以内
「しながわ大学連携推進協議会」の学生による合同活動の再度の実施＠60秒
- 最後に一言@20秒以内
羽田新ルート問題が取り上げられなかった
立正大学の学生からの質問に6人の候補が答える形式で進められた今回の公開討論会。なっなんと、羽田新ルート問題が取り上げられなかったのである。
1580年に設立された日蓮宗僧侶の教育機関飯高檀林を淵源とする立正大学の品川キャンパスは、品川区大崎4丁目にある。羽田新ルートのＡ滑走路到着ルート直下から水平距離にして約180ｍ（次図）。羽田新ルートの影響は小さくないはずなのだが、学生からの質問にはなかった。
羽田新ルートを推進している石田秀男氏（自民）や容認している森沢きょうこ氏（無属）らに助け舟を出す結果となった今回の公開討論会。とっても違和感を抱かざるを得ない。
「学生は羽田新ルート問題には関心がないんだよ」という声が聞こえてきそうだが、果たしてホントにそうなのだろうか……。
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