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住宅着工統計(21年10月)|都内分譲マンション、2年連続減少

国土交通省は11月30日、「住宅着工統計(令和3年10月分)」を公表。

ざっくり言うと


21年10月の住宅着工動向について、次のように記されている。

新設住宅着工戸数は78,004戸

  • 前年同月比10.4%増、8か月連続の増加

分譲住宅は 20,836戸
(前年同月比0.6%増、先月の減少から再びの増加)

  • マンションは8,436戸(14.9%減、3か月連続の減少

これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう

【全国分譲マンション】前年同月比▲14.9%減

10月は前年同月比▲14.9%減。

「3か月連続の減少」であることが確認できる(次図)。

分譲マンション前年同月比の増減の推移(全国)

【首都圏分譲マンション】前年同月比▲15.2%減

三大都市圏別の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移 (三大都市圏別)
※黒色破線は、多項式(5次)の近似曲線。以下同じ。

上図は季節変動があるので分かりにくい。そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

首都圏では、前年同月比▲15.2%減

分譲マンション着工戸 数前年同月比の増減 (首都圏)

【都内の分譲マンション】前年同月比▲11.5%減

1都3県の分譲マンション着工戸数の推移を次図に示す。

分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)

 

上図も季節変動があるので分かりにくい。次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

都内の着工戸数は前年同月比▲11.5%減

分譲マンション着工戸数 前年同月比の増減 (東京都)

 

各年10月の変化を可視化したのが次のグラフ。

2年連続減少。

分譲マンション着工戸数の推移(東京都)
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