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特定空家等「助言・指導」件数、北海道・新潟が特に多い

国交省は11月26日、「空家等対策の推進に関する特別措置法の施行状況等」を公表。

空家法(空家等対策の推進に関する特別措置法)の施行から約5年が経過。周辺の生活環境に悪影響を及ぼす「特定空家等」について、助言・指導、勧告、行政代執行などのデータが掲載されていたので、可視化してみた。


もくじ

「助言・指導」件数、年々増加

空家法が施行されて以降の特定空家等の措置状況(全国)の推移を次図に示す。

「助言・指導」件数は年々増加し、19年度は5千件超

「助言・指導」件数は年々増加し、19年度は5千件を超えた。

「勧告」は466件にまで増加するが、「命令」(42件)、「行政代執行」(28件)、「略式代執行」(67件)は2桁どまり(次図)。

特定空家等に対する措置状況の推移(全国)

【メモ】「特定空家等」とは

  • そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  • そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  • 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
  • その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

にある空家等をいう。(2条2項)

「助言・指導」件数、北海道・新潟が特に多い

都道府県別の特定空家等の「助言・指導」件数(19年度)を次図に示す。

北海道と新潟が特に多い。積雪による倒壊懸念でもあるのだろうか。

首都圏では、千葉県が1,001件と多いが、東京都は257件止まり。

特定空家等の「助言・指導」件数(19年度)


都道府県別の特定空家等の「助言・指導」件数(19年度)を地図に落としたのが次図。

相対的に中部地方や四国地方の自治体が少ないのはなぜか……。

特定空家等の「助言・指導」(19年度)

「行政・略式代執行」件数、1位の兵庫でも20件どまり

都道府県別の特定空家等の「行政・略式代執行」件数(19年度)を次図に示す。

兵庫県がダントツだが、それでも25件どまり。

「助言・指導」件数がダントツだった北海道でも、「行政・略式代執行」件数は13件でしかない。

「助言・指導」で改善されるケースが多いのか、それとも、勧告⇒命令⇒代執行まで持っていくことが難しいのか……。

特定空家等の「行政・略式代執行」件数(19年度)


都道府県別の特定空家等の「行政・略式代執行」件数(19年度)を地図に落としたのが次図。

相対的に日本海側の自治体に多い。

特定空家等の「行政・略式代執行」(19年度)

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2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
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