不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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タワマンの人気度を知る!人気倍率、期分け分析

久しぶりにマンションの折り込みチラシが入ってきた。

湾岸エリアに建つ大規模タワーマンションの広告である。

物件概要

第1期3次 本広告】銀座一丁目駅直通6分、駅徒歩4分。総戸数1,152戸、48階建。販売戸数29戸、1LDK(43.41m2)~3LDK(84.79m2)。販売価格4,430万円~10,770万円、最多価格帯4,900万円台(4戸)。2021年10月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年9か月後)。


もくじ

「人気倍率」で人気度をチェック

新聞全紙大のチラシのオモテ面にキャッチコピーが躍る。

愛が、長続きするタワー。

左下に、売れ行きを連想させる文言。

おかげさまで お問い合わせ10,000件突破

 

この物件のホントの人気はどうなのだろうか。

物件の人気度を推定する指標の一つに「人気倍率」がある。

モデルルーム公開中の新築マンションの人気倍率は、次式で定義されている。

  • 人気倍率=(「来場者数」+「資料請求数」×0.1)÷「総戸数」

倍率が「5倍」以上は即日完売の可能性が高くなり、人気倍率が「10倍」を超えると、瞬間蒸発する可能性が高まるという。

※詳しくは、新築マンション人気ランキングの計算方法(ダイヤモンド不動産研究所)参照。

 

この物件は、江東区の新築マンション人気ランキングでは人気倍率3.9倍(来場者数 3500人)で1位(19年12月現在)。2位の人気倍率3.2倍(来場者数273人)、3位の人気倍率2.6倍(来場者数 137人)を大きく引き離している。

 

相対的には人気がありそうなことは確認できた

では、別の指標でも確認してみよう。筆者が以前からこのブログで時々紹介している期分け分析である。

「期分け分析」で人気度をチェック

この物件の期分け発売の履歴を可視化したのが次図。

本日(1月17日)から登録の受付を開始した第1期3次までに発売された累計戸数は504戸。

この3回の期分け以外に発売されてなければ、648戸(=総戸数1,152戸-504戸)、全体の56%が未発売住戸ということになる。
総戸数1,152戸の期分け発売履歴

竣工までまだ1年9か月もあるので、売れ残りというわけではないが、飛ぶように売れているというわけでもなさそうだ。

強気の値付けで、消費者がドン引きしてしまっているのだろうか……。

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