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羽田増便を推進した元航空局長、成田国際空港社長になっていた

12月9日に発売された「週刊ダイヤモンド」12月14日号の特集は「駅・空港 パワーランキング」
特に興味深いのは、成田国際空港社長・田村明比古氏へのインタビュー記事だ。


もくじ

成田国際空港社長・田村明比古氏へのインタビュー記事
「週刊ダイヤモンド」12月14日号

成田国際空港社長・田村明比古氏へのインタビュー記事

「羽田シフトを進めた張本人」へのインタビュー記事。

羽田シフトを進めた張本人 「後始末に来た」の意味

私が国土交通省の航空局長だったときに、都心上空を飛行する新ルートをつくりました。羽田増枠のためにね。それで今、その後始末をする役割になりました(笑)。羽田が増枠すると北米路線の相当数が成田から羽田に移ります。今回、羽田は50枠増えますから、いろいろな路線が羽田へ移ってしまう。

 それでも首都圏の航空需要は全体のパイが増えていきますから。需要の受け皿として、来春に羽田の国際線発着枠が年間4万回増え、その後の需要の増加分は成田で受けていく。だから成田に3本目の滑走路を造ります。11月7日に国へ3本目の滑走路新設と2本目の滑走路延伸の許可を申請して、その事業を進める入り口に立ちました。

 滑走路を造るだけじゃなくて、空港への交通アクセスやターミナルを改善し、国が目標に掲げる「2030年訪日客6000万人」に対応できる体制をつくる。この計画を着実に実現していくのが私の役割です。(以下略)

田村明比古氏といえば

田村明比古氏は国交省航空局長と観光庁長官を歴任。18年7月31日に国交省を退職後、三井住友銀行顧問を経て19年6月2日に成田国際空港(株)代表取締役社長に就任

政府が100%出資している成田国際空港会社の社長ポストはかつて、国交省OBの指定席だった。ところが、首相官邸(第1次安倍内閣)が、運輸事務次官経験者の黒野匡彦社長を更迭。その後2代続けて民間出身者だったが、首相官邸は再び国交省OBである田村明比古氏を就任させたことになる。

  • 民営化後の初代社長:黒野匡彦氏(元航空局長⇒元運輸事務次官)
  • 2代目社長(7年間):夏目誠氏(元JR東日本副社長)
  • 3代目社長(5年間):森中小三郎氏(元住友商事副社長)
  • 4代目社長(?年間):田村明比古氏(元航空局長⇒元観光庁長官)

「羽田シフトを進めた張本人」である元航空局長の成田国際空港社長就任は、「後始末」なのか、それとも羽田増便への論功行賞的人事なのか……。

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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