国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の杉並区で51か所目。杉並区では初めて。
杉並区内で初めてのパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧していて、12月9日付けでという未来の日付(!)で「杉並区における情報発信拠点の設置について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
※12月9日(月)ではなく、12月6日(金)が正解。国交省はこのところ誤記が続く(パブコメでも誤記が見の逃されていた!)。
杉並区役所の1階ロビーで、20年1月14日(火)から17日(金)までの4日間、羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)が開設される(次図)。
杉並区における情報発信拠点の開設について
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の杉並区で51か所目。杉並区では初めて(次表)。
国交省の実績作りが加速
国交省がこれまでに羽田新ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設したのは、17年度11か所、18年度19か所。19年度21か所(12月6日現在)。
杉並区はHPで周知
杉並区はどうしているのかと言えば――
区HPのトップページの「新着情報」に「羽田空港の機能強化に関するパネル展示等【国土交通省情報発信拠点の開設】(元年12月6日)」として表示されている(次図)。
同新着情報をクリックすると、詳細が表示される(次図)。
最新の広報紙には、まだ掲載されていない(広報すぎなみ 12月1日号)。
雑感(予算消化?)
杉並区内で「情報発信拠点」(パネル展示)が開設されるのは今回が初めて。11月18日から始まった第6フェーズの住民説明会(オープンハウス型)は、杉並区内で開催される予定はない(第6フェーズ説明会は消化試合)。
羽田新ルートは杉並区の上空を通過しない。国交省は、予算消化するために「情報発信拠点」(パネル展示)の開催回数を調整しているということはないのか?
ちなみに、国交省は19年度、「羽田空港機能強化に係る移動式情報発信拠点の維持管理等業務」を三菱総研に約7千万円で委託している(羽田新ルートに係る気になる契約情報)。
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