国交省が「グーグル広告」を出していた
「羽田新ルート」でググったら、検索結果の最上段に国交省の広告が表示されていることに気がついた(9月5日現在)。
羽田空港の新飛行ルートについて | 【公式】国土交通省
広告 www.mlit.go.jp/
2020年3月29日より、新しい飛行経路の運用を開始し、国際線を増便します。
リンク先をクリックすると、国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」に飛ぶ。
国交省はこれまで、「丁寧な説明」の一環として、さまざまなPR手段を講じてきた。
- ニュースレター:市民に届かない!? 羽田空港ニュースレター
- 新聞広告:国交省の広告はマンション広告のごとし…
- 情報発信拠点の設置(パネル展示):都庁舎で羽田空港の機能強化に関する展示
- 相談窓口:使えない電話窓口
- ラジオCM:国交省が文化放送で情報提供
- 地下鉄広告:地下鉄「窓上ポスターの字は小さすぎて読めないっ!」
そして、今度は「グーグル広告」(旧Googleアドワーズ)。
グーグル広告の効果はどのくらいあるのか?
グーグル広告の「キーワードプランナー」機能を使って、「羽田新ルート」の「検索のボリュームと予測のデータ」を確認してみた。
予測結果は次図の通りだ。
1日4万円で予算を組むと、平均掲載順位1位で、5千回表示されて、広告が410回クリックされる(クリック率8.2%、平均クリック単価97円)。
1人100円足らずでPRサイト(羽田空港のこれから)に送客できるのだから、けっこう効率がいいのではないか。
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