国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の朝霞市で37か所目。朝霞市内で開催されるのは今回が初めて。
朝霞市内で初のパネル展示
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧して、「朝霞市における情報発信拠点の開設について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
朝霞市中央公民館・コミュニティセンターで、6月18日(火)から22日(土)までの5日間、羽田新ルートに係る情報発信拠点(パネル展示)が開設される(次図)。
国交省の実績作り37か所
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設するのは、今回の朝霞市で37か所目。朝霞市内で開催されるのは今回が初めて(次表)。
国交省がこれまでに羽田新ルートに係る「情報発信拠点」(パネル展示)を開設したのは、17年度11か所、18年度19か所。19年度7か所(6月3日現在)。
国交省の実績作りが着々と進んでいる(次図)。
朝霞市も国交省の隠密作戦に協力!?
朝霞市はどうしているのかと言えば――
これまで羽田新ルート関連の情報が掲載されてきた「羽田空港の機能強化に向けた対応 」のページには掲載されていない。
では、どこに掲載されているのか?
「広報あさか」最新号(6月号)に、「羽田空港の機能強化に関する展示」として、ほんのちょっとだけ掲載されているのである(次図)。
でも、これを読んで「行ってみよう」と思う朝霞市民が何人いるのか……。
朝霞市民は、羽田空港から遠く離れているからといって安心してはいけない。
南風・悪天時のA滑走路到着ルートが設定されているので、高度約900mから降り注ぐ飛行騒音は地上で70dB(次図)。