民泊新法(住宅宿泊事業法)が6月15日に施行されて9か月が経過。
中国版Airbnb(中国系民泊仲介サイト)の表示件数はどのように変化したのか? 定点観測結果(3月20現在)を可視化してみよう。
ざっくり言うと
【サイト別の表示件数】途家、1万4千件を突破
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
※経営危機で18年7月9日に上場廃止となっていた「住百家」サイトにアクセスできなくなった(3月20日現在)。
東京・大阪・京都における各サイトの表示件数の推移を次図に示す。
3つのサイトとも、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行日(6月15日)に向けて激減。その後、途家だけが驚異的に回復し過去最高の14,430件(3月20日現在)を記録。遂に1万4千件を突破した。
※【メモ】住百家の3月20日現在の件数はゼロ(以下、同じ)
【地域別の表示件数】大阪で激増中…
東京・大阪・京都における3つのサイトの合計表示件数の推移を次図に示す。
上述のように、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行日(6月15日)に向けて激減したが、徐々に回復。特に大阪で激増中。
※【メモ】同じ物件が複数のサイトに重複して登録されている可能性があるので、3つのサイトの表示件数の合計が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【サイト・地域別の表示件数】途家の増加が際立つ
サイト・地域別に見ると、大阪・京都・東京の途家の増加が際立っている(次図)。
住百家がサイト閉鎖!?
経営危機で18年7月9日に上場廃止となっていた住百家サイトにアクセスできなくなった(3月20日現在)。
住百家のサイトは閉鎖されたのか……要経過観察。
あわせて読みたい